
はじめに
履歴書の添削や求人の提案など、転職活動を多角的にサポートしてくれるエージェントは便利ですよね。ただし、初めて利用する場合は、エントリーから選考までの流れが分からないこともあります。
中でもよくあるのが、証明写真に関する疑問で、
- 「エージェントに顔写真付きの履歴書を渡す必要があるの?」
- 「求人に応募する段階でまだ証明写真を要求されていないけど大丈夫?」
などと様々に不安に思うことがあるでしょう。
そこで今回は「転職エージェントを利用する際の写真」について詳しく解説していきます!就活中の方はぜひ参考にしてくださいね。
この記事で分かること
- 転職エージェントに証明写真を提出すべきか
- 転職エージェントに提出する証明写真のサイズ
- 転職エージェントに提出する証明写真を好印象にするコツ
- 転職エージェントに提出する証明写真の注意点
転職エージェントに提出する履歴書は写真なしでもOK?

結論からいうと、転職エージェントを利用する際は、「エージェントに渡す履歴書用の顔写真を用意すべき」です。
エージェント会社によっても流れは細かに異なりますが、基本的にエージェントを利用した場合は以下のようなケースで顔写真付きの履歴書が必要になります。
- ・エージェントが履歴書を使って代理で応募を出してくれる場合
- ・エージェントが顔写真の体裁も含めて履歴書のフィードバックをくれる場合
ほとんどの場合は企業への応募までのどこかのタイミングで、エージェントへ顔写真を提出することになるため、用意しておくのがおすすめです。
転職エージェントで必要となる証明写真のサイズは?

ここからは転職エージェントへ提出する写真の詳細について解説します。提出する証明写真のサイズについては、以下を参考にしてください。
紙の履歴書をデータとして提出する場合
紙の履歴書をPDFなどに変換して送付する場合は、証明写真も実物のプリント写真を用意することになります。履歴書に貼るプリント写真のサイズは「縦4cm×横3cm」です。
なお、エアラインなど一部の業界の選考で求められる「全身写真」は、いわゆるL判サイズで「縦89mm×横127mm」となっています。
web履歴書を提出する場合
WEB履歴書を提出する場合は、証明写真は画像データとして挿入・ペーストすることになります。
画像データの縮尺は自由に変更することができるので、用意する画像は「縦横の比率が4:3」になっていればOKです。
ただし画像サイズが大きすぎると、送付や閲覧に問題が発生する可能性があるので、画像の容量は大きくても2MBまでに抑えておきましょう。
転職エージェントで使用する証明写真は品質が重要!

転職エージェントに提出する証明写真は、ある程度「質」に気を遣いましょう。なぜなら転職の場では、社会経験や常識のチェックにも証明写真が使われるためです。
社会経験のない新卒の就活であれば見逃されるようなマナー違反も、社会経験がある前提の中途採用であればネガティブな要素になりかねません。
以下では、好印象を与える転職証明写真の撮り方のコツを紹介していきます。
【身だしなみ編】好印象の転職証明写真を撮るコツ
男性の身だしなみ編
- ・服装→サイズの合ったビジネススーツ、白のレギュラーシャツ
- ・髪型→ビジネスショートや七三分けなど清潔感のある髪型
- ・メイク→BBクリームで肌の色ムラを統一させるのがおすすめ
女性の身だしなみ編
- ・服装→ダークカラーのジャケット+ワイシャツ or ブラウス
- ・髪型→顔周りはすっきりとさせる。長い場合は一つ結びはやハーフアップ
- ・メイク→目力を血色かんを意識しつつナチュラルな仕上がりを目指す
男女ともに、ダークカラーの無地スーツに、白無地の上品なインナーを合わせるのがおすすめです。
髪型も、男女ともに「顔やおでこがよく見えること」が重要です。
本人確認目的だけでなく、印象としても明るく爽やかな印象になります。マッシュやパッツンなどは清潔感に欠けたり、幼く見えたりするので避けましょう。
【表情・姿勢編】好印象の転職証明写真を撮るコツ
表情・姿勢のコツ
- ・表情→歯が見えない程度の微笑み顔
- ・姿勢→胸をはって顎は引く
真顔の写真は他の履歴書と比べて暗く見えがちなので、控えめな微笑み顔で撮影するのがおすすめです。
姿勢は、肩が巻かないように少し胸を張り、力を抜きましょう。顎は二重顎にならない程度に軽く引き、首をしっかりと垂直になるように固定すればOKです。
転職写真の撮り方についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください!
転職に役立つ「履歴書の証明写真」の撮り方マニュアル!服装や髪型も転職エージェントで使用する証明写真の注意点

転職エージェントに証明写真を提出する際は、以下のような点に注意することが求められます。
注意点1:転職写真の使用期限が切れていないか確認する
転職に使用する写真は「長くても6ヶ月」以内に撮影した画像を利用します。これは本人確認に支障がないよう、できるだけ写真と現在の写真に乖離が出ないようにするためです。
逆に言えば撮影から3ヶ月以内であっても、写真と現在の容姿が大きく異なるのはNGです。
髪染めや、整形や加工修正、メガネの有無などで、姿が大きく変わらないように気をつけましょう。
注意点2:ビジネスシーンにふさわしい背景色を選ぶ
転職に適した背景色と与える印象
- ・白→清潔感があり余計な印象を与えない
- ・水色→爽やかで肌色との対比で存在感が強くなる
- ・グレー→落ち着きや威厳、貫禄を感じさせる
白は、最も一般的な証明写真の色です。清潔感が際立ち、誰にでも好印象を与える背景でしょう。
水色は爽やかな印象を与える背景色です。肌色との差が大きいため、人物の存在感が強まる効果もあります。
グレーは、落ち着きや威厳などを強く感じさせる色です。見合った貫禄を持っている40代以上のミドル〜シニア転職の方におすすめですよ。
注意点3:紙の証明写真をスキャンしてデータ化しない
実物のプリント写真しか持っておらず、データを新たに用意する場合は「撮影ごとやり直して高画質データを受け取る」のがおすすめです。
コンビニのマルチコピー機などでスキャンしてデータ化する方法もありますが、やり方によっては大きく画質が劣化してしまうためおすすめしません。
どうしてもスキャナーを利用する場合は、スキャン時の解像度を上げましょう。設定で少なくとも300dpi以上でスキャンするようにしてください。
注意点4:サイズが合わない場合は撮り直しをする
誤って異なるサイズの写真を用意してしまった際は、自分でトリミングしてサイズを変更する手段があります。しかし、プリント写真を手作業でカットするのは、被写体の比率が変わって不自然になってしまうので、やめておいた方がいいです。
画像データがあれば比率や縮尺を自由に変更できますが、プリント写真しかない場合は、写真の撮り直しをおすすめします。
注意点5:スマホでのセルフ撮影はなるべく避ける
スマホでの証明写真の撮影を検討されている方もいるかと思いますが、特に正社員への転職写真ではやめておいた方が良いでしょう。
スマホ撮影をおすすめしない理由
- 証明写真の構図や画角を作るのが難しいから
- 証明写真に適した背景を用意するのが難しいから
- 証明写真に適した照明を用意するのが難しいから
スマホ撮影は、転職写真としてふさわしいクオリティのものを撮影するのが難しいです。
証明写真は構図がハッキリ決まっているため、少しでもその構図からズレると途端に不自然な印象になってしまいます。
自撮りっぽい写真は、一定の常識が求められる転職の場では大きなマイナスに繋がる可能性があるので、セルフ撮影はやめておきましょう。
転職エージェント用の転職写真はスタジオインディへ!

ここまで解説した情報を読んで「自分で質の高い写真を用意できる自信がない…」という方には、転職写真に力を入れている写真スタジオでの撮影をおすすめします。
スタジオ撮影であれば、服装や姿勢のアドバイスはもちろん、ヘアメイクも受けられるので、撮影用の身だしなみを一気に整えることが可能です。
スタジオインディでは全てのプランに撮影用のスーツレンタルが含まれているので、手ぶらでお越しいただいても転職写真の撮影が可能です。
WEB履歴書サイズの画像データを撮影終了後すぐにお渡ししているので、撮影即日で使うこともできますよ!
撮影自体も当日予約でご利用いただけるので、お急ぎの方もぜひスタジオインディにご相談ください!
転職エージェントで必要となる証明写真のまとめ
記事のまとめ
- 転職エージェントは高確率で証明写真が必要となる
- 転職写真は「社会経験や常識」が感じられる写真を使う
- 身だしなみや表情、姿勢は好印象になるように気を遣おう
特に転職エージェントを使うのが初めての方は、証明写真の提出に関して迷うこともあるでしょう。
しかしほとんどのエージェントにおいて、写真付きの履歴書をエージェントに提出する必要があります。
転職写真に関して不安なこと、面倒なことがある場合は、ぜひスタジオインディにお任せください!