【完全ガイド】インターンシップの応募写真の「戦略的」な撮り方
写真:真早流結実

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真早流結実

プロフィール写真をはじめ、モデル広告撮影や、ミセス関西コレクションオフィシャルカメラマン、愛知県大府市パンフレット専任フォトグラファーとして行政関係の撮影も行うなど幅広く20年近く活躍している。

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はじめに

実際の現場の雰囲気を体験できたり、本選考で有利になったりする「インターンシップ」は、今や多くの就活生から人気です。

インターンシップには「選考」があり、履歴書やエントリーシートを提出する必要があります。

そんな時に必要となるのが「証明写真」です。

証明写真1枚でインターンの合否が決まるわけではありませんが、採用担当者からの印象をよくするためにもなるべくクオリティの高いものを用意するのがおすすめです。

しかし

  • 「何に気をつけてインターン写真を撮ればいい?」
  • 「そもそもどこで証明写真を撮る?」

など疑問も多いでしょう。

そこで今回の記事では、インターンシップ用の証明写真の撮り方を徹底解説!

戦略的に撮る方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • インターン写真はいつまでに撮影する?
  • 女子のインターン写真の戦略的な撮り方
  • 男子のインターン写真の戦略的な撮り方
  • インターン写真に適した撮影方法

大前提!インターンシップは応募時に写真提出が不要な企業もある

【完全ガイド】インターンシップの応募写真の「戦略的」な撮り方5

インターンシップの応募時に証明写真の提出が必要かどうかは、企業によって異なります。必ずしもすべての企業が写真の提出を求めているわけではありません。

インターン選考の中で面接があるため、不要にしている企業もあるでしょう。

募集要項や応募に関する注意をよく読み、インターン選考に写真が必要な場合は、適切な証明写真を用意しましょう。

いつまでに撮影するべき?インターンシップの応募写真の撮影時期

【完全ガイド】インターンシップの応募写真の「戦略的」な撮り方1

インターンシップ応募用の写真は、「大学3年生の6月」までに用意しておくことが望ましいです。

特に大学3年生の夏インターンは、就活生の多くが参加しており、スタジオインディの調査によると、就活生の51.4%が夏から就活を初めているという結果がでています。

インディアンケート_就活の開始時期
出典:スタジオインディ

夏インターンは7月ごろにエントリーが開始されることが多いため、写真撮影は大学3年生の6月までに済ませておくと安心です。

インターンシップの応募時に用意するべき写真の種類

【完全ガイド】インターンシップの応募写真の「戦略的」な撮り方4

インターンシップ応募のために用意するべき写真は以下の2種類です。

  • ・プリント写真
  • ・Webエントリー用の写真データ

どちらも同じ証明写真を用意しましょう。

どちらが必要かは企業によって異なるため、事前に募集要項を確認することが大切です。

それぞれのサイズや注意点などを以下で詳しく解説しています。

プリント写真

企業によっては紙のエントリーシートの提出を求めることがあり、その際に必要になるのが「プリント写真」です。

プリント写真を用意する場合は、以下の規定を参考にしてください。

  • ・基本サイズは「縦4cm×横3cm」
  • ・写真の裏に氏名と大学名を書く
  • ・5〜10枚程度用意しておく

プリント写真の基本サイズは「縦4cm×横3cm」です。

これは履歴書などで一般的に使われている証明写真の標準サイズです。

大きすぎると貼り付けられないので、サイズ指定がある場合はそれに合わせましょう。

また、写真裏には氏名・大学名を記入しておきましょう。

剥がれたときに誰のものか分かるように、写真の裏面にはボールペンでフルネームと大学名を記入しておくのがマナーです。

webエントリー用の写真データ

多くの企業がインターンシップの応募にオンラインフォームを導入しており、証明写真データのアップロードを求められることが増えています。

webエントリー用の写真データの規定は、以下を参考にしてください。

  • ・推奨ファイル形式:JPEG (.jpg / .jpeg)
  • ・ファイルサイズ:300KB〜1MB前後
  • ・画像の縦横比は4:3が目安、600×450ピクセルがベスト
  • ・ファイル名は「氏名_大学名.jpg」

ファイル形式は「JPEG」を指定される場合が多いです。

ファイルサイズが大きすぎると、企業側のサーバーに負荷をかけてしまう恐れがあるため、必ず指定サイズを守りましょう。

ファイル名でどの就活生の写真かを明確にしておくとスムーズにアップロードできますよ。

どこで撮るべき?インターンシップ写真の撮影場所と方法

【完全ガイド】インターンシップの応募写真の「戦略的」な撮り方3

インターンシップの応募写真は、以下の3つの方法で撮影することができます。

  • ・写真スタジオ
  • ・証明写真機
  • ・スマホで自撮り

インターンシップ応募写真の値段やクオリティは、撮影方法によって大きく異なります。

以下ではこれらの撮影方法を一つずつ詳しく解説します。

写真スタジオでプロに撮影してもらうのがおすすめ

インターンシップの応募用写真は、「写真スタジオ」でプロに撮影してもらうのがおすすめです。

プロのカメラマンによる撮影は、

  • ・撮影機材
  • ・照明機材
  • ・表情の指導

など、時間と手間をかけて高品質な写真が撮影できます。

他の方法と比べて撮影にかかる料金は高くなるものの、インターンシップ選考で好印象を与えることができる証明写真が出来上がります。

インターンシップ応募用写真は第一印象を左右する写真だからこそ、本格的なスタジオでの撮影を検討しましょう。

近所の証明写真機で撮影した写真でもあり?

近所の証明写真機で撮影した証明写真を使用しても問題ありませんが、おすすめしません。

まず、写真スタジオと証明写真機では、完成する写真のうつり方が全く違います。

カメラが顔に近い場所にあると、写真の中で歪みが生じるため、写真スタジオに比べて証明写真機は顔が大きく映る傾向にあります。

スタジオ撮影証明写真機
価格5,000円〜15,000円1,000円〜2,000円
ヘアメイクありなし
スーツレンタルありなし
加工修正細部まで可能限定的

写真スタジオは証明写真機に比べて費用がかかるものの、「より良い印象の証明写真を撮るためのサービス」が充実していることがわかると思います。

インターン選考は印象も重要ですから、就活生には写真スタジオでの撮影がおすすめです。

スマホで手軽に自撮りした写真は使えないの?

スマホで自撮りした写真も、インターンシップ応募用写真に使えないわけではありません。

サイズやファイル形式などが一通り揃っていれば、提出することはできます。

しかし、企業への第一印象を決める証明写真を自撮りして提出し、それがバレてしまった場合、質の悪さから「不真面目」「志望度が低いのかもしれない」と思われるリスクがあります。

スタジオで高品質に撮影した写真と比較すると、やはりスマホで撮影した写真はクオリティが低いです。

スマホで自撮りした写真は、選考が通りにくくなる恐れがあるためおすすめできません。

どのように撮るのが正解?インターンシップの応募写真の身だしなみ

【完全ガイド】インターンシップの応募写真の「戦略的」な撮り方2

インターン応募写真では「身だしなみ」を整えることも非常に重要です。

有名なメラビアンの法則によれば、人と人とのコミュニケーションは

  • ・言語情報7%
  • ・聴覚情報38%
  • ・視覚情報55%

の割合で構成されています。

つまり、見た目が与える印象あなた自身の印象に大きな影響を与えることになります。

「たかが証明写真」と考えず、身だしなみに気をつけて証明写真を撮影しましょう。

【男子編】インターンシップの応募写真の身だしなみ

男性の身だしなみのポイントは「清潔感」「就活生らしいフレッシュさ」を意識することです。

具体的な身だしなみの整え方を解説していきます。

男子のインターンシップの応募写真に適した服装

男性就活生のインターンシップ応募写真に適した服装のポイントは以下の通りです。

  • ・リクルートスーツ(黒、紺、グレーなど)
  • ・白いワイシャツ
  • ・シンプルなネクタイ(派手すぎない色・柄)

ジャケットは黒やグレーなど、ダークカラーのものを選ぶのがおすすめです。

本選考だけでなく、入社後の期間も利用することができる服装となり、長く使用できます。

ワイシャツは、白色がおすすめです。

白色のワイシャツは光を反射することで顔色を良くする効果があります。

ネクタイは個性を出すこともできますが、写真にはっきりと写ってしまうため、派手すぎないシンプルなものが好ましいです。

どのアイテムも撮影前に汚れを落とし、清潔感があるものを着用しましょう。

男子のインターンシップの応募写真に適した髪型

男性就活生のインターンシップ応募写真に適した髪型のポイントは以下の通りです。

  • ・前髪は目にかからないように整える
  • ・耳や襟足はすっきりと見せる
  • ・整髪料で自然にまとめる

男性の証明写真では、前髪を下ろさず、顔全体がはっきりと見えるようにセットすることが大切です。

髪で顔が隠れてしまうと本人確認に支障をきたし、証明写真として不適格になってしまいます。

耳周りや襟足などの顔の輪郭を隠す部分がなるべく露出するように髪をセットしましょう。

男子のインターンシップの応募写真に適したメイク

男子就活生のインターンシップ応募写真では、メイクをすることでさらに良い印象を与えることができます。

具体的には以下のポイントを意識しましょう。

  • ・BBクリームで肌のトーンを整える
  • ・アイブロウで眉を自然に整える
  • ・フェイスパウダーでテカリを防ぐ

BBクリームを使うことで、くすみや赤みをカバーできます。

眉毛は薄すぎると頼りなく見えるため、アイブロウで自然に整え、眉山をやや高めに描くとキリッとした印象になるためおすすめです。

スタジオ撮影ではプロのヘアメイクが自然な仕上がりに整えてくれるので、メイクに自信がない場合はプロに任せるのがおすすめです。

【女子編】インターンシップの応募写真の身だしなみ

女子のインターンシップ応募写真では、「普段のおしゃれ」とは異なる身だしなみが求められます。

以下の項目も参考に好印象なインターンシップ応募写真を作りましょう。

具体的な身だしなみの整え方を以下で解説していきます。

女子のインターンシップの応募写真に適した服装

女子のインターンシップ応募用写真では、シンプル清潔感のあるスーツスタイルが基本です。

次の2点のアイテムを揃えて撮影に臨みましょう。

  • ・黒または濃紺のリクルートスーツ
  • ・白のシャツまたはブラウス

シャツは「レギュラーカラー」または「スキッパーシャツ」を選びましょう。

スーツのサイズが合っていないとだらしなく見えてしまうため、肩幅や袖丈、ウエストのラインに注意しましょう。

アクセサリーは外し、ネイルも控えるのがマナーです。

インターン応募用の証明写真では細部も映るため、「社会人としてふさわしい服装」を意識することが好印象につながります。

女子のインターンシップの応募写真に適した髪型

女子のインターンシップ応募用写真では、以下の2点が大切です。

  • ・顔まわりがすっきり見えること
  • ・清潔感があることが

まず、髪の長さに関係なく、前髪やサイドの髪が目にかからないように整えましょう。

ミディアム~ロングヘアの場合は、耳が出るように結ぶと明るく誠実な印象になります。

ショートの場合でも寝ぐせや毛先のハネには気を配り、ナチュラルに整えましょう。

カラーは基本的に黒〜暗めの茶色が無難です。

髪が明るすぎると真剣さを疑われる場合があるため、撮影前にトーンダウンしておくのが安心です。

女子のインターンシップの応募写真に適したメイク

女子のインターンシップ応募写真では「好感度の高いナチュラルメイク」が基本です。

以下の3点を意識することで就活向けのメイクができます。

  • ・ラメやグリッターは使わない
  • ・眉は垂れさせすぎない
  • ・ピンクやベージュ系のリップで血色感をアップ

インターン証明写真では、ストロボの強い光によってラメが反射してしまうので使用は避けましょう。

また、たれ眉は意志が弱いようなイメージに繋がりやすいので、並行または少し上げるように描くのがおすすめです。

スーツない!ならスタジオの「スーツレンタルサービス」を活用!

  • 「スーツをまだ買っていない」
  • 「サイズが合うものがない」

といった悩みを抱える就活生も安心してください。スタジオインディでは、撮影用にリクルートスーツのレンタルが可能です。

男女ともに各サイズをご用意しており、

  • ・スーツ・シャツ・ネクタイ(男性)
  • ・ジャケット・ブラウス(女性)

といったセットが揃っています。

着替えスペースも完備しているため、手ぶらでのご来店でも問題ありません。

スタジオスタッフが服装の乱れを整えるサポートも行うので、初めての方でも安心して撮影に臨めますよ。

インターンシップの応募写真の撮影時の撮り方

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身だしなみを整えられたら、インターンシップ応募写真の「撮り方」も確認しておきましょう。

ここで解説する「撮り方」とは、インターンシップ応募写真のクオリティに関わる以下の3つの要素です。

  • ・背景
  • ・表情や姿勢
  • ・加工修正(レタッチ)

おすすめの背景色や好印象を与える表情や姿勢について詳しく解説します。

インターンシップの応募写真に適した背景

インターンシップの応募写真に適した背景は以下の3色です。

  • ・白色
  • ・水色
  • ・グレー

白色は黒色の髪とのコントラストも強いため人物がはっきりと写ります。

水色は肌色との相性が良く、顔色が良く映る背景として人気です。

グレーは就活就活で良く使われるダークスーツに良く似合う背景です。

ただし、背景一面が全てグレーだと重たい印象になってしまうため、グラデーションを選ぶようにしましょう。

インターンシップの応募写真に適した姿勢・表情

インターンシップ応募写真では、表情姿勢のコントロールも大切です。

姿勢や表情のポイントを以下にまとめました。

  • 【姿勢のポイント】
  • ・椅子に深く腰掛ける
  • ・腹筋と背筋に力を入れ背筋を伸ばす
  • ・顎を引く(おでこを前に出す)
  • 【表情のポイント】
  • ・歯を出さない程度に微笑む
  • ・力のある目元を意識する

上記に注意して姿勢や表情を作ることで、意志がありビジネスシーンにふさわしい人材であることをアピールできるでしょう。

適度な加工修正(レタッチ)で一段と好印象な仕上がりにする!

インターンシップ応募用写真では「加工修正(レタッチ)」がライバルに差をつけるポイントになります。

インターン用の証明写真において、適度な加工修正とは以下のようなレタッチを指しています。

  • ・後れ毛や前髪の修正
  • ・ニキビ跡を消す加工
  • ・顔の左右バランスを整える

逆に、以下のような加工修正は「やりすぎ」とされています。

  • ・顔のパーツのサイズを変える
  • ・輪郭を修正して小顔に見せる
  • ・顔を真っ白にする

やりすぎた加工修正は、顔の印象を大きく変えてしまうため、証明写真としての有効性も失われてしまいます。

「自分で加工修正をするのは、やりすぎてしまうかも…」と感じる就活生は、写真スタジオに依頼しましょう。

就活写真や証明写真を撮影できる多くの写真スタジオは、加工修正サービスも行っています!

インターンシップの応募写真は全国14店展開!プロだけが担当するスタジオインディにお任せ

スタジオインディ就活写真のホームページ

スタジオインディはインターンシップ応募写真にもおすすめな就活に特化した証明写真スタジオです!

当スタジオでは毎年多くの就活生のインターンシップ写真や本選考用の就活写真を撮影させていただいています。

また、利用者満足度も約96.6%と非常に高い評価です。

スタジオインディの特徴はプロカメラマンとプロのヘアメイクさんによるサービスです。

どのスタッフも業界経験と就活写真の経験を併せ持っているため、非常に高品質な就活写真を撮影できます。

男性も、女性も、就活証明写真のプランは7,890円(税込)〜と低価格であり、コスパよくインターン応募用写真を用意できます!

好印象なインターン応募用写真を撮りたい方は、ぜひスタジオインディをご利用ください。

インターンシップの応募写真のまとめ

本記事ではインターンシップに応募する就活生のために、

  • ・インターン写真はいつまで撮影する?
  • ・女子のインターン写真の戦略的な撮り方
  • ・男子のインターン写真の戦略的な撮り方
  • ・スーツがないならレンタルサービスがおすすめ!

といった内容を解説しました!

インターンの応募写真では「この学生に会ってみたい」「この人は優秀そうだ」と採用担当者に感じてもらうことが大切です。

本記事を機に、好印象な証明写真が撮りたい!と感じた方はぜひスタジオインディをご利用ください!

記事のまとめ

  • インターン写真は「服装」「髪型」「メイク」が大切!
  • 応募するインターン写真は「適切な形式」「適切なサイズ」で提出
  • プロによる撮影&プロによるヘアメイクで印象アップ