
はじめに
- 「パスポートやマイナンバーカードのように就活写真もスピード写真機で撮影してOK?」
- 「費用を抑えたいから自宅でセルフ撮影しようかな…」
指定がないからこそ、就活証明写真はどこで撮ったらいいのか悩んでしまいますよね。
「できるだけ費用をおさえたい」「時間をかけたくない」など自分の中で譲れないポイントもそれぞれ違うため、撮影方法を決定する理由も人それぞれではないでしょうか。
そこで本記事では、就活の証明写真の撮影方法や、それぞれの撮影方法のメリットデメリットなどについて解説していきます。
ぜひ、撮影場所選びの参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 就活の証明写真の撮影方法は3つ
- 【撮影方法別】就活の証明写真をきれいに撮るコツ
- 実際にはどこで撮影するといいの?
就活の証明写真はどこで撮る?主な方法は「3つ」
メリット | デメリット | 費用の目安 | どんな就活生におすすめ? | |
---|---|---|---|---|
写真スタジオ | ・プロに撮影してもらえる ・一人一人に合わせたレタッチ ・ある程度の撮り直しが可能 | ・費用や時間がかかる ・予約が必要 | 9,000円~ | ・高品質な写真を手に入れたい ・撮影以外のこともプロに任せたい |
スピード写真機 (証明写真ボックス) | ・価格設定が低め ・短時間での撮影が可能 ・予約不要 | ・ライティングやレタッチが機械的 ・服装や髪型の乱れに気づきにくい | 500円~1,000円 | ・ある程度費用を抑えたい ・すぐに証明写真を用意したい |
自宅でのセルフ撮影 | ・いつでも撮影可能 ・納得いくまで撮り直しできる ・費用がかからない | ・全体的にクオリティが低くなりがち ・画質や明るさがプロのものより劣る | 100円〜 (印刷代) | ・時間や場所を問わず自由に撮影したい ・費用を抑えたい |
写真スタジオでは他の撮影方法と比べると費用はかかりますが、プロのヘアメイクやカメラマンによって高品質な就活写真を撮影してもらうことができるのが魅力です。
高品質な就活写真で周りと差をつけたいという方におすすめです。
一方、スピード写真機や自宅でのセルフ撮影は、いつでも撮影できる自由度の高さや費用を抑えられる点がメリットとして挙げられます。
ただし、セルフ撮影の証明写真はプロのものとの差が一目瞭然です。
マイナス印象を与える可能性もあるため注意してください。
撮影方法別|就活の証明写真をきれいに撮るコツ

ここからは、それぞれの場所で撮影するメリットやデメリットや、「きれいにとるコツ」について解説していきます。
就活証明写真を「写真スタジオ」で撮る場合

メリット
- 就活写真に適したヘアメイクを施してもらえる
- 肌やアホ毛をレタッチで綺麗にしてもらえる
- カメラマンから表情や姿勢の指導を受けることができる
- ある程度の撮り直し可能
デメリット
- 費用がかかる
- 予約が必要な場合がある
- 繁忙期や土日などは混雑するため日程調整が必要
写真スタジオでの撮影は、プロのヘアメイクやカメラマンによって就活写真に適したヘアメイクや表情指導を受けることができます。
志望する業界や与えたい印象に応じて撮影してくれるので、自信を持って証明写真を使用することができるでしょう。
予約が必要であったり、希望の日程で予約ができなかったりと多少の手間はかかりますが、すべてをお任せできるのはありがたいですよね。
写真スタジオで就活証明写真をきれいに撮影するコツ
写真スタジオには、それぞれ得意不得意な分野があります。
適当にスタジオを選んでしまうと、イマイチな仕上がりになってしまうことも。
失敗しないためにも以下の条件に当てはまる写真スタジオを選びましょう。
就活写真に適したスタジオ
- アルバイトではなくプロのカメラマンが在籍
- ポイントメイクではなく”フルメイク”
- スーツレンタルができる
- 撮影当日にデータや写真が受け取れる
- 追加料金が明確である
- 口コミが良い
チェーン店のスタジオの中にはアルバイトスタッフが撮影を担当する場合があるため、必ずプロのカメラマンに撮影してもらえるとこを選びましょう。
また、思いがけず撮影料金が高額になってしまったということを避けるためにも、HP等で料金が明確にされているか確認しておいてくださいね。
就活の証明写真に必要なデータに関しては、こちらのサイトでも詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
ES研究所『就活の証明写真をデータ化する際のサイズや方法を解説』
写真スタジオで就活証明写真を撮る場合の料金相場
料金相場
- 撮影のみ→5,000円~
- ヘアメイク+レタッチ付き→10,000円前後
写真スタジオで就活証明写真を撮る場合の料金相場は、5,000円~です。
ヘアメイクやレタッチ付きのプランであれば、10,000円前後でできるスタジオが多いでしょう。
就活証明写真を「スピード写真機」で撮る場合

わざわざ写真スタジオに行って撮影する時間をかけられない方は、就活証明写真をスピード写真機で撮影する手もあります。
メリット
- 低価格で撮影することができる
- すぐに写真が手に入る
- 日時を気にせずいつでも撮影が可能
デメリット
- 機械的なライティングにより写真の質が落ちる
- 撮影回数に制限がある
- 他者の視点がないためミスに気づきにくい
スピード写真機で撮影するメリットは、費用や時間をかけずにいつでも撮影ができることでしょう。
駅やコンビニなど様々な場所に設置されているので、気軽に撮影しすぐに証明写真を手に入れることができます。
しかし、個々に合わせたライティングの調整やレタッチなどができず、スタジオ撮影に等しい高品質な写真を手に入れるのは難しいといえます。
また、他社の視点がないため服装や髪の乱れにも気づきにくく、クオリティが落ちてしまうのも懸念店です。
スピード写真機で就活証明写真を綺麗に撮影するコツ
きれいに撮影するコツ
- 顔の角度や髪型を意識する
- 「う」から「い」の口にすることで自然な笑顔を作る
- レフ版の代わりになるものを利用する
スピード写真機で撮影をする場合は、カメラに対して額を突き出し、軽く顎を下げて下さい。
また前髪はサイドに流すことですっきりとさせましょう。
他者からの視点がないため、事前に表情作りの練習もしておくことをおすすめします。
十分なライティングの機能がない写真機では、顔に影ができてしまうことがあります。
レフ版の代わりに白のノートやスケッチブックを用意して胸のあたりで持ちましょう。
光が顔に反射して、明るく美い写真に仕上がりますよ。
スピード写真機で就活証明写真を撮る場合の料金相場
料金相場
- 撮影のみ→600~900円
- データ付き→1,000円~2,000円
- 美肌効果付き→1,000円前後
スピード写真機の料金相場は600~900円です。
最新の機種であれば美白や肌質補正のある写真機もあり、その場合は1,000円程度で撮影することが可能です。
通常の撮影に1,000円ほどの追加料金で、データをダウンロードすることのできる写真機が多いです。
就活証明写真を「自宅でセルフ」撮影する場合

写真を撮影するためにどこかへ出向く手間や、時間をできる限り抑えたいという方は自宅でセルフ撮影をする方法もあります。
メリット
- 費用をほとんどかけずに撮影することができる
- 慣れた場所でリラックスして撮影が可能
- 満足がいくまで何度でも撮り直しができる
デメリット
- 自身で準備しなければいけないことが多い
- クオリティが低くなってしまう場合がある
- セルフ撮影の就活写真では採用担当者への本気度が伝わりにくい
自宅での撮影は費用を抑えられることや、自分のタイミングで撮影ができるということがメリットです。
また、納得がいくまで何度でも撮り直すことができます。
しかし、自宅での撮影は撮影場所の用意や、画角やカメラの位置の調整など、すべてのことを自分一人で準備しなければいけません。
よほど撮影になれている方であれば問題ありませんが、高品質な証明写真に仕上げるためにはある程度の技術が必要になるでしょう。
さらに「自宅で撮影した感」のある証明写真は、採用担当者に就活への本気度が伝わりにくくなります。
やむを得ない場合以外は、自宅でのセルフ撮影は避けたほうが無難です。
セルフ撮影で就活証明写真をきれいに撮るコツ
きれいに撮影するコツ
- 室内灯のみで撮影する
- 模造紙等で白無地の背景を用意する
- 撮影時はカメラを固定できる三脚を使う
自宅で撮影をする際には、窓からの光に影響を受けないよう、カーテンを閉めた状態で室内光の中で撮影するのがおすすめです。
自然光を使っての撮影は光の差し込み方や、天候や時間によって光の状況が変わるので、ホワイトバランスの調整が難しくなってしまいます。
また、自宅の壁などを使わず、模造紙などを使用して白い背景を用意してくださいね。
カメラは三脚を使い、レンズの画角や人物からの距離などを適切に調整した位置に設置しましょう。
セルフ撮影でも「タダ」なわけではない!
就活証明写真にかかる費用を極力抑えたい!
という場合、自宅でのセルフ撮影を考えられているかもしれません。
しかし、セルフ撮影もタダではありません。
発生する費用
- 印刷代→200~700円
- 機材費用→三脚、ストロボ・コマンダー
- 背景などの備品→背景紙、
背景になる背景紙の購入だけでなく、三脚やストロボコマンダーなどもある方が良いです。
これらを用意するとなると、出費がかさみます。
また、撮影後も印刷代がかかる場合も考えられるため、自宅での撮影であってもタダで撮影できるわけではないのです。
スタジオインディなら志望業界に特化した高品質な就活写真が手に入る!

自然で好印象な就活証明写真を手にいれたい就活生は、スタジオインディでの撮影がおすすめです。
2025年卒予定の1244名の就活生を対象にアンケートを行ったところ、96.6%の就活生が仕上がりに満足していると回答しています。
スタジオインディでは、就活生に適したヘアメイクや表情について熟知しているので、クオリティの高い写真を手に入れることができます。
また、レタッチはプロのカメラマンが隣に座って行うため、不自然な修正や加工にはなりません。
一人ひとりの魅力を生かしたレタッチを施してもらえますよ。
効率よく高品質な就活証明写真を手にいれたい就活生の皆さんは、ぜひスタジオインディの活用をご検討くださいね。
写真機とフォトスタジオの証明写真の仕上がりクオリティを比較してみた!
ここまで写真機や写真ボックスといった機械で証明写真を撮影した場合の、メリットデメリットを解説しました。
しかし、「人の目で仕上がりが判断できなかったり、加工修正ができなかったりするけど、本当に写真機での証明写真ってプロのカメラマンに撮ってもらうのより劣るの?」と思われた方もいることでしょう。
そこで実際にYouTuberの「薬学生トレーニーSakura」さんご協力のもと、写真ボックスでの証明写真とスタジオでプロのカメラマンやヘアメイクで撮影してもらった証明写真を比較してみました!
以下の動画を是非ご覧ください!
また、プロのカメラマンによるレタッチはより企業ウケの良い証明写真に仕上がります。

▲左:レタッチ前の写真 右:レタッチ後の写真
お分かりいただけるように、以下の点で差があらわれていますね。
- ○ 染めている茶髪も就活に適した自然な黒髪に
- ○ 肌の赤みやニキビを隠し、健康的な肌色に見せている
- ○ 生え際や耳元のアホ毛や後毛を綺麗にカバー
- ○ 首元の影やしわを綺麗に消している
- ○ 染めている茶髪も就活に適した自然な黒髪に
これら全て写真機ではできない、人のプロカメラマンの技術力によるもの。
身分証明書の範疇内で最大限に魅力的な一枚に仕上げ、就活の第一印象をより高めることができます。
どこで撮る?最適な就活写真の撮影場所のまとめ
記事のまとめ
- 就活写真の撮影方法は写真スタジオ・スピード写真機・セルフ撮影
- 写真スタジオは「どの店を選ぶか」が重要
- スピード写真機は「表情や服の乱れ」に注意
- セルフ撮影は品質が落ちてしまうのでおすすめしない
いかがでしたでしょうか?
近年はスマホやスピード写真機の性能も上がってきており、十分に綺麗で違和感のない就活照明写真を手に入れることができます。
しかし、大勢の就活生の中で目を引くような就活写真に仕上げるには、かなりの技術が必要になりますよね。
証明写真の良し悪しが採用の可否を決めるわけではないですが、高品質な写真であれば第一印象がマイナスのイメージになることはありません。
相手に少しでも良い印象を与えたいという就活生は、写真スタジオでの撮影をご検討ください。