「介護業界」へ転職したい!好印象を証明写真の撮り方を紹介アイキャッチ
写真:福井達也

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福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

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はじめに

人手不足が叫ばれる介護業界ですが、転職志望者にとっては細かい点も怠らずに対策したいものですよね。

中でも履歴書写真は軽視されがちですが、第一印象を左右する重要な要素です。

中でも介護業界はユニフォームを着用して就業する業界なので

  • 「履歴書写真は何を着て撮影すればいいんだろう」
  • 「メイクはどの程度した方がいいのかな」

など、迷う点も多いでしょう。

そこで今回は、介護業界に焦点を当て、転職で好印象な履歴書写真の撮り方を解説していきます。

転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事で分かること

  • 介護業界への転職で求められる履歴書写真の仕上がり
  • 介護業界の履歴書写真は私服でもOKか
  • 男女別の履歴書写真の好印象な撮り方
  • 介護業界の履歴書写真をどこで撮影すべきか

介護業界への転職で求められる証明写真の仕上がりとは?

「介護業界」へ転職したい!好印象を与える証明写真の撮り方を紹介1

理想的な仕上がり

  • 利用者やチームと良好な関係を築ける社交性
  • 元気に働けそうなエネルギッシュな雰囲気
  • 責任感のありそうな真面目な雰囲気

介護職は、サービスの利用者はもちろん、一緒に働くチームとも密に連携して働くことが求められます。

そのため、誰とでも良好な関係を築けるような社交性や、明るさを感じられる写真を目指しましょう。

また、入浴介助など体力が必要な業務もある介護職だからこそ、健康的な履歴書写真を用意するのがおすすめです。

介護の転職証明写真は私服でもいい?

「介護業界」へ転職したい!好印象を与える証明写真の撮り方を紹介2

現場で着用する服装にかかわらず、履歴書写真はスーツで撮影するのが一般的です。なぜなら履歴書写真は「社会人としての常識やマナーがあるか」という視点でもチェックされるためです。

介護職もユニフォームを着用して勤務することがほとんどですが、先方から指定がなければ選考の場では一貫してスーツで臨みましょう。

【男女別】介護業界への転職で好印象を与える証明写真の撮り方

「介護業界」へ転職したい!好印象を与える証明写真の撮り方を紹介3

ではここからは具体的に、介護業界への転職で好印象な履歴書写真の撮り方について、男女別に解説していきます。

【男性編】介護転職で好印象を与える証明写真の撮り方

男性の介護業界の転職に適した証明写真の撮り方を解説していきます。

服装や髪型などジャンルに分けて解説していくので、参考にしてくださいね。

(1)服装

  • ・ネイビーやグレーの無地スーツがおすすめ
  • ・ネクタイは赤系を選ぶとエネルギッシュな印象に

黒スーツはリクルートスーツを思わせて、真面目でやや暗い印象を与えます。暗めのネイビーやグレーの無地スーツを選ぶことで、社交性のある印象になりやすいです。

介護業界に求められる「明るさ」や「活力」を感じさせるために、赤系のネクタイがおすすめです。

ただし、色味や柄が派手にならないよう、落ち着いたデザインのものを選びましょう。

(2)髪型

  • ・襟足や顔周りの毛はまとめて清潔感を出す
  • ・おでこをしっかり出して明るい印象に仕上げる

多くの人と関わる介護業界だからこそ、清潔感のある髪型が重要です。

襟足や顔まわり、毛量はしっかりと整え、綺麗にまとめるようにしましょう。

前髪は「おでこをしっかり出すこと」が重要です。おでこがしっかり出ている証明写真は、明るくオープンな印象になるので、社交性が求められる介護業界でも好印象ですよ。

(3)表情・姿勢

  • ・表情は口角を挙げた微笑みがおすすめ
  • ・姿勢は顎を引き、胸を軽く張る

転職活動における証明写真は、歯を見せない程度の微笑みがおすすめです。この表情を意識することで、介護業界にも求められる社交性を演出することができます。

姿勢は、ただ背筋を伸ばすよりも「胸を軽く張る意識」が適しています。

その上で顎を軽く引き、首をまっすぐにすれば好印象を与える仕上がりになりやすいでしょう。


転職写真で印象をアップさせるには男性のメイクがおすすめ!

実は、転職の証明写真は男性もメイクを施すのがおすすめです。

具体的には、以下のメイクポイントを抑えることでより好印象を与えられます。

  • ・ベースメイクで肌の色ムラを整える
  • ・肌荒れや青ヒゲをコンシーラーでカバー
  • ・眉毛は形を整えて余計な毛をカットする

このように、肌や眉を整えるだけで、より綺麗な転職証明写真に仕上がります。

特に清潔感が求められる介護業界だからこそ、男性もメイクをして転職証明写真を撮影するのがおすすめです。

【女性編】介護転職で好印象を与える証明写真の撮り方

続いて、介護職への転職を目指す女性に適した証明写真の撮り方を解説していきます。

服装や髪型、メイクなど不安な点がある方はぜひ参考にしてくださいね。

(1)服装

  • ・スーツはダークカラーのビジネススーツ
  • ・シャツは白無地のスキッパーシャツでエネルギッシュな印象に

暗めのグレーやネイビーなどのビジネススーツを選ぶと、大人の落ち着きと親しみやすさのバランスが良く転職証明写真に適しています。

また、介護業界を志望する方には「白無地のスキッパーシャツ」がおすすめです。襟が大きく開かれたシャツを着ることで、明るく活発な印象をアピールできるでしょう。

(2)髪型

  • ・髪が肩につく長さはしっかり結んで撮影しよう
  • ・髪が短い場合は無理に結ばず耳掛け下ろしてOK
  • ・前髪はおでこを出して明るい印象に仕上げる

介護業界を目指す女性には親しみやすさや活発さが感じられる髪型がおすすめです。

また、介護職では、肩より長い髪はまとめるルールがある職場も多いです。

採用担当者に「自社で働いている姿」を想像してもらえるように、お団子や一つ結びでしっかりまとめることをおすすめします。

(3)メイク

  • ・介護職の現場でも通用するシンプルなナチュラルメイク
  • ・健康的に見えるコスメ選びを重視

介護職の現場ではメイクを直している時間があまりないので、崩れにくいシンプルなメイクをしている方が多めです。

現場感から逸脱した見た目にならないように、履歴書写真のメイクも派手にならないように注意しましょう。

特に色白の方は、撮影時のストロボの光で白飛びしやすいので、肌色補正効果のあるコスメを選ぶのがおすすめです。

(4)表情・姿勢

  • ・社交性の感じられる「微笑み顔」がおすすめ
  • ・「軽く胸を張った姿勢」で撮影しよう

介護の履歴書写真は「微笑み顔」がおすすめです。社交性や親しみやすさが感じられるように、軽く口角を上げた表情で撮影を行いましょう。

姿勢としては「軽く胸を張った姿勢」が適しています。背筋も自然と伸び、かつ自信や活力が感じられる雰囲気に仕上がりますよ。

介護転職で使う証明写真は「どこで」撮る?

「介護業界」へ転職したい!好印象を与える証明写真の撮り方を紹介4

介護業界への転職で使う証明写真は、3つの撮影方法があります。

撮影方法メリットデメリット費用目安
写真スタジオ・プロのカメラマンによって本格的な撮影をしてもらえる
・ヘアメイクやレタッチのサービスがある
・第三者からのアドバイスをもらえる
・他の方法と比べると費用が高額
・繁忙期は予約が取りづらい場合がある
10,000円〜
15,000円
証明写真機・数多く設置されており手軽に撮影できる
・費用を抑えられる
・機械的なライティングで暗くなりやすい
・撮影回数に制限がある
1,000円〜
1,500円
スマホ撮影・いつでも撮影が可能
・自分のペースで何度でも再撮影できる
・写真の質が低い
・画角や背景の設定が難しい
200円
(プリント代)

なるべく高品質の転職写真を手に入れたい方は、写真スタジオ・写真館での撮影がおすすめです。プロのカメラマンと本格的な機材を使用して、綺麗な履歴書写真に仕上がります。

また、写真スタジオによってはヘアメイクやレタッチ付きのプランを用意している場合もあります。介護業界にふさわしい身だしなみに仕上げてもらえるでしょう。

証明写真はスマホでセルフ撮影をすることも可能ではありますが、クオリティは格段に落ちてしまいます。

採用担当者によっては「手を抜いている」と思われてしまう可能性もあるので、転職活動では避けた方が無難です。

介護転職で使う証明写真の基本ルールをチェックしておこう

「介護業界」へ転職したい!好印象を与える証明写真の撮り方を紹介5

証明写真にもいくつかのルールがあるので、撮影・プリント前に押さえておきましょう。

  • ◼︎サイズ→縦4cm×横3cm
  • ◼︎webデータサイズ→縦横比が4:3(2MB以内、縦560px × 横420px以上が推奨)
  • ◼︎使用期限→3ヶ月以内が理想、長くても6ヶ月以内
  • ◼︎背景→白・水色・グレー

紙の履歴書に使う証明写真のサイズは「縦4cm×横3cm」です。サイズの間違った写真をカットして使うのは、被写体の比率が不自然になる可能性があるため注意しましょう。

一方で画像データとして使う場合は「縦横比が4:3」になっていればOKです。

ただし画像が重すぎたり、解像度が低すぎたりしないよう注意が必要です。


また、本人確認としての用途もある証明写真には使用期限が設けられています。そのため、半年前以上に撮影した証明写真の使い回しは避けましょう。

スタジオインディなら介護転職にピッタリの履歴書写真が手に入る!

インディブログ内に挿入する転職写真LP

ここまで記事を読んで「自分一人で撮影するのは不安」という方は、スタジオインディをご利用ください!

スタジオインディでは、転職の証明写真に特化したプランを用意しています。

ヘアメイクやレタッチ付きなので、証明写真機やセルフ撮影よりも格段にきれいな証明写真を手に入れることが可能です。

また、スタジオインディでは撮影前にヒアリングを行っています。エンジニアの転職にふさわしいスタイリングでの撮影ができるため、ぜひご検討ください!

介護転職にふさわしい証明写真の撮り方まとめ

記事のまとめ

  • 介護転職は社交的でエネルギッシュな履歴書写真を目指そう
  • 服装は「黒以外の無地ダークスーツ」がおすすめ
  • 髪型は「清潔感やスッキリ感」を保つことがポイント
  • メイクは「健康的なナチュラルメイク」がピッタリ
  • 転職活動に力を入れたければ写真スタジオのプロに相談しよう

介護業界は経験の有無や年齢に寛容ですが、しっかりと求められる素養があります。

特に「社交性」や「活力」は、介護業界で働く上で必要不可欠なので、履歴書写真からも感じられるような仕上がりを目指しましょう。

もちろん、ただ明るい写真を撮ればよいのではなく、一定のビジネスマナーや乱れにも注意が必要です。

自分であれこれ気を遣って撮影するのが面倒だ、という方はぜひスタジオインディのプロにお任せください!