ミディアム〜ロングヘア

ミディアム〜ロングヘアにおすすめの髪型はハーフアップです。

ハーフアップは下ろしている髪が少し見えていることで、柔らかい印象を与える髪型です。事務職に求められる「優しい雰囲気」や「落ち着いた様子」をアピールするのに適していると言えるでしょう。 全体的なシルエットも美しく、下ろしている髪の毛があるからこそ、影ができ小顔効果も期待できますよ。

前髪は、まっすぐ下ろさず、サイドに流しておでこを出すことで、聡明な雰囲気を生むことができるでしょう。

一つ気を付けたいのは、下ろしたサイドの髪です。

寝癖があったりパサパサしていると、一つ結びと比べてだらしない印象になってしまいます。サイドの髪はしっかり耳にかけて肩より後ろに下ろし、ワックスなどを使ってきっちりセットしましょう。

ショートヘア

ショートヘアの方の証明写真でおすすめなのが耳掛けストレートヘアです。 ショートヘアはボーイッシュな印象を与えますが、サイドの髪を耳に掛けることで女性らしい雰囲気になりますよ。

また、耳掛けストレートヘアは活発な印象も与えます。事務職の仕事では、与えられた仕事をこなすだけでなく、テキパキと積極的に社員をサポートする姿勢も大切ですよね。この髪型ならスピーディーに仕事をこなせるアクティブなイメージも同時に与えることができるでしょう。

ただ、ショートヘアは結ぶことができないので、くせ毛だったり、髪が広がってしまったりすると、やや清潔感にかけてしまいます。 この髪型をする場合は、ヘアアイロンなどで毛流れをまっすぐにし、しっかりスタイリング剤をつけてセットしてください。

ベースメイク

• ・毛穴・シミ・ニキビ跡を化粧下地・コンシーラーでカバーする
• ・自分の肌や首の色に近い色味のファンデーションを選ぶ
• ・マットなフェイスパウダーで仕上げる

事務職の証明写真で求められているのは清潔感であるため、美しく健やかな素肌感が欠かせません。そのためベースメイクは入念に行いましょう。 まず、皮脂を吸着してテカリを抑え、毛穴をカバーする化粧下地を顔全体に塗りましょう。その後、コンシーラーでシミ・そばかす・ニキビ跡など気になるところをカバーしていきます。 ファンデーションは自分の肌色に近いものを選びます。素肌より明るすぎると、出来上がった写真では首と色が違いすぎて不自然な印象になってしまうので気を付けましょう。 最後にテカリを抑えるマットなフェイスパウダーをふんわりと重ねれば、撮影の際のフラッシュでおでこなどが光ってしまうことを防ぎます。

アイメイク

• ・アイシャドウはピンクかベージュ系の色味を選ぶ
• ・アイラインの角度に気を付ける
• ・マスカラを塗りすぎないようにする

事務職の証明写真のアイメイクは、「きつくなりすぎない」事を意識しましょう。 華美であったり、主張の強すぎる目元は事務職の選考においては敬遠されてしまいます。 アイシャドウはピンクやベージュ系の柔らかく肌なじみのいい色味を使用しましょう。この時、パールをのせすぎたり、下まぶたに色を入れすぎたりすると派手な印象になってしまうので、気を付けましょう。

また、アイラインも長さや角度に注意が必要です。 目尻より大幅にはみ出したり、最後を跳ね上げたりするときつい印象になるため、まつ毛の間を埋める程度にとどめましょう。 最後にまつ毛をビューラーで引き上げ、マスカラを適量塗りましょう。 特に下まつ毛に塗りすぎてしまうと上品な印象を損なうので注意してください。

アイブロウメイク

• ・パウダータイプ、ペンシルタイプの2つを使う
• ・自分の髪に近い色を選ぶ
• 角度をつけすぎない

眉毛も顔の印象を大きく左右するパーツのため、事務職の証明写真撮影の際は丁寧に描きましょう。 眉毛はパウダータイプ、ペンシルタイプの両方で描くのがおすすめです。 ペンシルで輪郭を作り、上からパウダーでなぞることで立体感のある眉毛に仕上がります。

また、明るすぎる色味は誠実さを求められる事務職においては不適切です。髪色に合わせたブラック寄りの色味を使用しましょう。 また、眉毛の角度は鋭角にしないことがポイントです。吊り上がりすぎた眉毛はきつい印象になるため、口角と目尻を直線で結んだ点をゴールとし、眉頭からなだらかなアーチをえがくようにしましょう。

チークメイク

• ・色を入れすぎない
• ・ピンク系の色を選ぶ ・小さめの円を描くように入れる

チークも写真撮影においては顔全体に血色感や立体感を出す必須のアイテムですのでぜひ取り入れましょう。

チークを使う上で気を付けたいのは、塗りすぎることです。

塗りすぎてしまうと、ほほが不自然に目立ち、聡明な印象からはかけ離れてしまいます。大きめのブラシにとったら一度手の甲で払いましょう。

事務職の証明写真では、優しいイメージを与えることが大切なので、ピンク系の色が適しています。肌なじみが良くうす付きするものを選んでください。

また、チークはどこに入れるかで印象が変わります。 柔らかい印象にするには、ほお骨の高い位置に小さめの円を描くように丸くふんわりと入れるのがおすすめですよ。

リップメイク

• ・濃すぎるカラーは避ける
• ・ラメ・パールが控えめなものを選ぶ
• ・輪郭からはみ出さないように塗る

ここまで事務職の証明写真にふさわしいメイクをご紹介してきましたが、最後にどんなリップを塗るかで写真全体のイメージが大きく変わってしまいます。 まず、大切なのは濃すぎるカラーをつけないことです。アイシャドウやチークと同じく、主張しすぎないピンクベージュ系の色味を選びましょう。

また、ラメやパール感が強いものは派手な印象になり撮影でも光ってしまうのでおすすめできません。適度なツヤのあるナチュラルな質感のものがおすすめです。 また、リップが唇の輪郭からはみ出ていると不自然で清潔感に欠いてしまいます。リップペンシルで輪郭をなぞるように描き、中をリップブラシで丁寧に塗ると自然な立体感が生まれるのでおすすめですよ。

リクルートスーツ

事務職の証明写真におすすめなのがリクルートスーツです。 リクルートスーツなら、デザインもシンプルで華美な印象ではないため、事務職の証明写真にふさわしいでしょう。 色味は一般的には黒が主流ですが、おすすめなのは濃紺や濃いグレーなどのダークカラーです。 前述したように、一般事務職は志望者が多いため就活写真では少しでも担当者の目に留まるよう印象づける必要があります。 膨大な数の黒いリクルートスーツの証明写真の中で、ダークカラーのスーツは目を惹きますよね。 他とは一味違う黒以外のスーツでの撮影は、まさに戦略的な撮り方だといえるでしょう。

ブラウス / シャツ

リクルートスーツの中に着るシャツは、レギュラータイプのものがおすすめです。レギュラータイプとは、襟の開きが75〜90度のベーシックな襟型のシャツのことを指します。 レギュラータイプのシャツであれば、知的で優しさのある印象を与えることができますよ。

また、色は白、柄は無地のものを選びましょう。薄いピンクやストライプが入っているシャツだと、幼稚な印象や生意気なイメージを持たれかねません。 一般事務職の証明写真で好印象を与えるには、無難な白無地のシャツがおすすめだと言えるでしょう。