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ヘアメイクアーティスト

中島麻緋

石原さとみをはじめ、モデルや芸能人を担当するヘアメイクアーティスト。かつては美容師としても活動。ヘアメイクとして東京大阪を中心に映画やドラマ、テレビ局などで活動し、ブライダルやプロフィール写真のヘアメイクも行うなど幅広く活躍している。

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はじめに

就活の髪型といえば、ロングヘアで後ろで1つに結んでいる姿か、ハーフアップを想像する人が多いのではないでしょうか。

とはいっても、普段は髪が短く、就活のために伸ばすことに抵抗がある人もいるでしょう。

髪の長さが与える印象や、ショートヘアのときのスタイリングの方法を解説します。

目次

  1. 就活でショートヘアはOK?
  2. 髪の長さが与える印象
    ロングヘア
    ミディアム
    ショートヘア
  3. 写真を撮るときの注意点は?
  4. まとめ

就活でショートヘアはOK?

就活生といえば、ロングヘアのイメージが強いのではないでしょうか。

ショートヘアで就活に臨もうとしている人は、不安になってしまうかもしれません。

ですが、ショートヘアにすることは、就活で特に問題はありません。

2024年に、スタジオインディが2025年卒業予定の就活生を対象に独自に実施した調査によると、就活写真撮影時の女性に一番人気な髪型は「ロングヘア」となりました。

しかし、ボブやショートヘアを選ぶ女性は全体の20%程度おり、就活に挑む髪型として一般的な範囲内といえます。

就活の写真や面接でショートヘアでも大丈夫?髪の長さが与える印象を解説します1

引用元:1244名の就活生への証明写真に対するアンケート定量調査 – 就活写真のスタジオインディ

その上、ほとんどの就活生がするロングヘアにする中でショートヘアにすることで、ぱっと見た第一印象で記憶に残ることがあります。

それが悪目立ちする印象ではよくないですが、ショートヘアが与える印象は好印象のものが多く問題ないといえます。

就活に必要なのは、「清潔感」と「その場に合わせたTPO」。

ショートヘアは顔全体がはっきりと見え、清潔感もあるので、就活には適した髪型といえます。

後ろの髪がすっきりとしている場合、前髪が大きな印象を与えます。

ボブやショートヘアは、ぱっつんの前髪にしている人も多いですが、前髪は伸ばして流すようにしましょう。

眉毛が隠れていると、表情が見えず、暗い印象を与えてしまうこともあります。

ベリーショートのような短すぎる髪型は、カジュアルな印象になりすぎるので、避けましょう。

女性らしさを残しておくことも大切です。

髪の長さが与える印象

前髪と同様に、後ろの髪の長さで人に与える印象があります。

種類別に解説していきます。

ロングヘア

ロングヘアは、女性らしく清楚という印象を与えます。

大人っぽさを演出できる髪型であり、アレンジの仕方も豊富です。

アレンジ方法によっても顔の印象が変わり、就活の場合でも、1つに結ぶパターンと、ハーフアップ、夜会巻きなど、業界に合わせて髪型を変えることが出来ます。

ハーフアップは、おしとやかな印象や優しい印象を与えます。

ですが、髪の毛の長さが腰まである場合などは、もったりとした印象になってしまうので、まとめることをおすすめします。

ミディアム

ミディアムヘアは、髪をおろしたとき、肩から鎖骨にかけての長さのことを指します。

就活で一番アレンジの幅がある髪の長さで、ロングヘアと同様に1つ結び、ハーフアップ、夜会巻きのアレンジが可能です。

日常生活でも扱いやすく、おしゃれなヘアアレンジもしやすい長さです。

女性らしい印象や清楚な印象を与えます。

ショートヘア

ショートヘアは、すっきりとしていて爽やかな印象を与えます。

アクティブな印象を与えることも出来るので、営業や販売など、人と関わる仕事をしたい人にはおすすめの髪型です。

ショートヘアは、顔全体が出るため、似合わないのではないかと不安になる人もいるかもしれません。

首が長い人や、どちらかというと丸顔の人、身長が低い人、髪が太い人はショートヘアが似合うとされています。

自分の顔に合ったヘアスタイルを見極めることも大切です。

ショートヘアで写真を撮るときの注意点は?

注意点は、写真撮影時も、実際の面接のときも変わりません。

ショートヘアは、髪を洗ったり乾かしたりするには楽ですが、寝癖がつきやすく、頭のハチの部分が広がりやすいというデメリットもあります。

清潔に見えるヘアスタイルだったとしても、ケアがきちんとされていなければ逆効果。

髪の毛のケアはしっかりするようにしましょう。

広がってしまったり、ハネてしまっている髪の毛は、ハネている箇所だけ直してもあまり意味がありません。

ハネている髪の毛の根元から直すと、時間が経ってもそのままの状態を保つことが出来ます。

根元を水で濡らし、温風と冷風の順にドライヤーをあてると、根元からクセが直ります。

サイドの髪の毛は耳にかけ、両耳を見せるように心がけましょう。

その際、ピンを留めることがあるかと思いますが、前から見えないように気をつけましょう。

ピンは耳の後ろで留めると見えません。

ピンに挟む量が多すぎると、髪型が崩れてくるので、しっかりと挟める量の髪の毛を挟むようにしましょう。

前髪は流せる長さに伸ばし、流すようにセットし、両眉を見せるようにすると印象が明るく見えます。

顔周りの髪の毛はおろさずに、すっきり後ろにまとめるようにしましょう。

顔周りの毛があるだけで、かわいらしく、カジュアルな印象になってしまうので、避けた方が無難です。

結ばない分、髪型が崩れやすいので、ワックスとスプレーを使ってしっかりと固めましょう。

ワックスは少なめにすることがポイントで、多すぎると後でスプレーをかけたときにそこが白く固まってしまい、汚く見えてしまいます。

ご自身でヘアセットをすることに自信がない方は、スタジオインディでプロにお任せいただくことをおすすめします。

スタジオインディを利用した就活生のうち、ヘアメイク付きプランを利用された方1,226名に対してのアンケート調査の結果、約88.1%の1,080名の方から「満足」の回答を頂きました。

就活の写真や面接でショートヘアでも大丈夫?髪の長さが与える印象を解説します2

引用元:1244名の就活生への証明写真に対するアンケート定量調査 – 就活写真のスタジオインディ

「ショートヘアでうまくセットできるか不安・・・」と感じる方は、ぜひヘアメイク付きのプランを活用してみてくださいね。

まとめ

髪型の与える印象を知らないと、ショートヘアで就活に臨むのは勇気がいることかもしれません。

ショートヘアは、明るく活発な印象を与え、清潔感があるスタイルです。

少数派かもしれませんが、与える印象としては好印象。

ヘアセットで更に印象を良くして、自信を持って就活に臨みましょう。