意外と見られてる!転職証明写真の「髪色」は?茶髪はセーフ?
写真:中島麻緋

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ヘアメイクアーティスト

中島麻緋

某有名女優をはじめ、モデルや芸能人を担当するヘアメイクアーティスト。かつては美容師としても活動。ヘアメイクとして東京大阪を中心に映画やドラマ、テレビ局などで活動し、ブライダルやプロフィール写真のヘアメイクも行うなど幅広く活躍している。

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はじめに

転職活動を行う方の中には、就活時の黒髪から、すでに明るい髪色に変えている場合も多いと思います。

  • 「転職の証明写真は茶髪のままでも大丈夫?」
  • 「新卒時と同じように黒髪にしなければいけないの?」

新卒の就活では黒髪がメジャーとされていますが、転職の場合は茶髪でも証明写真を撮影して良いのでしょうか?

このような疑問を抱いた方のために、今回は、転職の証明写真にふさわしい「髪色」について解説します。

具体的にどの程度の茶髪であればOKなのかも紹介しますので、髪色で悩む皆さんはぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 転職時の髪色は茶髪で撮影してもよいのか?
  • 髪色を変える時の方法や注意点
  • 写真スタジオで髪色を修正してもらう際のシステムや料金

転職の証明写真は髪色まで見られてる!

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転職の証明写真は、第一印象を左右する重要な要素の1つです。

中でも髪色は、人柄品格が如実に表れる重要なポイントで、選考の際にはチェックされている可能性が高いです。

また、転職活動の場合は新卒の就活生とは違い、社会人としての常識が求められています。

そのため、転職活動にふさわしい完璧な髪色で、証明写真撮影に臨みたいところです。

転職の証明写真を茶髪で撮影してもいい?

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転職の証明写真にふさわしい髪色は、ダークブラウンです。

ヘアカラーチャートのトーンで言えば「8トーン」以下がおすすめです。

8トーン以下なら落ち着いた髪色であり、ビジネスマナーを心得ていると印象づけられるでしょう。

逆に9トーン以上だと「派手」「チャラついている」といったマイナス印象を与えてしまう可能性があるため注意しましょう。

また、染めている部分と地毛の部分の色の違いが目立つとだらしない印象になるので、プリン状態になっていないかも重要なポイントです。

インナーカラーやメッシュもビジネスシーン的にNGです。

茶髪での撮影をおすすめしない業界や職種もある

金融業界や社会インフラ企業など、社会的信用が重要視される企業では、社員の身だしなみにも規定が厳しい傾向があります。

そのため、証明写真の髪色が明るすぎるというだけで採用の基準から外れてしまう可能性もあるでしょう。

堅めの企業への転職の証明写真は、真面目誠実な人柄をアピールできる黒髪で臨みましょう。

逆に、IT・クリエイティブ業界やベンチャー企業など、フランクな社風が特徴の業界では個性が尊重されるため、髪色についても細かく問われない傾向にあります。

ただしその場合も一定の節度は求められるため、あまりにも逸脱してしまうとビジネスマナーを心得ていないと判断されてしまいます。

自由な社風の企業への転職でも、迷ったら髪は黒色にしておきましょう。

転職の証明写真で髪色に悩んだら黒にするのが無難

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黒髪はどんな状況でも、誰にでも好まれる髪色です。

転職の証明写真で悩んだときは、黒にしておけば間違いないありません。

髪が明るすぎる人は、撮影の前に黒髪に変えましょう。以下で方法を紹介します。

対処法1:美容院で黒に染める

茶髪から黒髪に戻すときは、美容院で行うのが安全です。

セルフで市販のヘアカラーで行う方法もありますが、素人だとムラになりやすく、きれいに仕上がらない可能性があります。

また、髪が傷んでパサパサになると写真写りにも影響してしまうでしょう。

美容院で証明写真の撮影のためであると告げれば、髪色や、将来的にまた茶髪に戻す場合の染料なども、相談に乗ってもらえます。

仕上がりも美しく、トリートメントなどオプションもあるので、ぜひプロの手におまかせしましょう。

対処法2:黒染めスプレーで一時的に黒髪にする

一時的な対処法として、黒染めスプレーで黒髪にできます。

しかし、この方法はあまりおすすめはできません

スプレーは一見お手軽に見えますが、ムラになりやすかったり、やり直しがきかないなど素人には扱いにくい部分があります。

また、顔や服が汚れやすいので、取り扱いには十分な注意が必要です。

どうしてもという緊急事態の場合は、ケープなどで着衣をカバーし、周囲も新聞紙などで覆い、マスクやフェイスガードになるものを用意してから行いましょう。

また、スプレー後は髪がパリパリになり、そこからのアレンジは難しいため、髪を完全にセットし終わった後でスプレーを使いましょう。

対処法3:写真スタジオで髪色を修正してもらう

写真館やフォトスタジオで証明写真の撮影をする場合、オプション髪色加工を施してくれるところがあります。

たとえ金髪に近い髪色であっても、ナチュラルな黒色に加工することが可能です。

美容院に行く時間が取れない場合や、面接までの時間が空いており、もうしばらく茶髪のままでいたい方はおすすめです。

証明写真で髪色を修正した場合は、加工したことが分からないよう、面接までにその色に合わせて染めておくようにしましょう。

スタジオインディは転職写真の髪色修正が可能!

インディブログ内に挿入する転職写真LP

スタジオインディの転職写真プランでは、「1カット3,300円(税込)」で黒髪修正が可能です。

プロのカメラマンが、なるべく自然な黒髪に近い状態までレタッチによって修正してもらえます。

ただし、あまりにも赤髪などの派手髪の場合は修正しきれない場合もあるので注意してください。

「急ぎで転職写真が欲しいけど美容院にいく時間がどうしても取れない!」

という方は、スタジオインディで転職写真を撮影することもご検討くださいね。

スタジオインディの公式HPはこちら

転職の証明写真における髪色まとめ

記事のまとめ

  • 転職の証明写真で髪色に悩んだら黒にするのが無難
  • 髪を黒く染める際には美容院に行くのがおすすめ
  • 美容院に行く時間がないときは写真スタジオで髪色を修正してもらおう

普段はパーソナルカラーを意識した明るい髪色も素敵ですが、転職の証明写真ではオシャレよりも堅実さが重要です。

清潔感のある美しい黒髪でモラルの高さをアピールしましょう!

髪色は転職写真の撮影前に染め直すのが理想ではありますが、どうしてもカラーが間に合わない場合は写真スタジオの髪色修正もご検討ください!

転職の証明写真は、髪色だけでなく髪型も重要です。ふさわしいヘアセットについては以下の記事を参考にしてください!

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