ミディアム〜ロングヘア

ミディアムからロングの方には「一つ結び」がおすすめです。やはり現場が命のインフラ会社ですから、現場作業に適した動きやすい髪型が向いています。もちろん特に女性は、事務などのオフィスワークを担当される方も多いでしょうが、「会社に適した人材である」というイメージが大切なので、すっきりとした髪型がベストです。

ただし「耳よりも低い位置で結ぶこと」が重要です。ポニーテールは「ゴールデンポイント」で結ぶ方も多いかと思いますが、カジュアルな印象につながります。低めの位置に結び目を作れば、落ち着いた大人な女性の印象になりますよ。

ショートヘア

ショートヘアの場合は「耳掛けストレートヘア」がおすすめです。ショートの髪型は現場作業のイメージにも合致しており、かつ「健康的」で「活発」な印象を受けやすいため、インフラ業界にはぴったりです。

一方でやや幼く見られがちな欠点もありますが、前髪を斜めに分けて耳にかけるとグッと大人っぽくなります。撮影時や面接時は、髪が垂れないよう目立たない黒ピンでしっかりと留めましょうね。

ベースメイク

• ・肌トラブルは健康的な印象の敵！
• ・肌色もしっかり補強して活発さをアピール！

ベースメイクは特に志望業界に応じて差がでるような部分ではありませんが、軽視はNGです。メイクの仕上がりを支える「基盤」ですから、手を抜かずに行いましょう。

ベースメイクでまず重要視すべきは「肌トラブルのカバー」です。ニキビや目のクマなどは不健康な印象に直結します。カバー力の高い下地やファンデ、コンシーラーでしっかりと隠すようにしましょう。ただし厚塗りや地肌とかけ離れた色味のアイテムはNGです。地肌を自然に明るく見せるような色を選択するとGOODです。

また、肌色も普段よりは少し顔色がよく見えるように仕上げることをおすすめします。特にスタジオでの撮影時はストロボの強い光を当てるため、通常の写真よりも白くテカって写りやすいです。美白メイクよりもやや健康的でマットめなメイクを心がけることで、インフラ業界にも好印象なエネルギッシュな印象になりますよ。

アイメイク

• ・まずは存在感のある目で「前向きな印象」をアピール
• ・誠実感も損なわないようナチュラル感も忘れずに！

アイメイクは、アイライナーやマスカラまでしっかり使いつつ、アイテム選びと使い方でナチュラルさを損なわないようにしましょう。アイシャドウはブラウンやベージュ系統で4色ほど使い分けられるパレットタイプがおすすめです。まぶたからはみ出さないように塗り、目頭と目尻で色味を変えすぎないようにすると、ナチュラルな印象になりますよ。

アイライナーは黒だとキリッとしすぎるので、濃いめのブラウンがおすすめです。まつ毛の間を埋めるような意識でできるだけ細く、長さも1〜2mmに抑えるのがベストです。

マスカラも控えめであれば使用しても大丈夫です。「盛る」のではなく、元々あるまつ毛を際立たせるイメージで使いましょう。ボリュームタイプやロングタイプはほとんどの業界の就活にはNGです。保守的なインフラ業界には控えめなカールタイプや、もともとまつ毛が長い方であれば、マスカラ下地やクリアマスカラのみでもOKです 。

色味としては、馴染みやすい「アイライナーと同系色」を選びましょう。使用時にはティッシュなどでしっかりと量を調節しつつ、おさえめに塗ることを意識してくださいね。

アイブロウメイク

• ・まず強い責任感の演出を大事に！
• ・その上で積極性や優しい印象をプラス！

眉毛は人によって形や濃さが様々に異なるため、印象に与える影響がとても大きいパーツです。しっかりと整えていきましょう。まずはインフラ業界に極めて重要な「責任感」を演出することを重視します。眉毛が全体的に薄かったり、左右で濃さや形が不揃いだととても不自然で信頼感のない印象を持たれかねません。ある程度の存在感があり、バランスのとれた眉を目指しましょう。

アイテムとしてはペンシルかパウダー、もしくはその両方を使います。色としては黒だと重すぎる印象なので、ダークブラウンやグレーなどの、髪と目の中間色がおすすめですよ。 書き方としては撮影時の光に負けないよう、普段よりもしっかりと書くことをおすすめします。眉頭から眉尻にかけて徐々に濃くなるようにすると、とても自然な印象になりますね。

形としては

がおすすめです。

ただし直線眉・上がり眉はキツい印象にならないよう、角度に注意が必要です。平行眉は眉尻が下がった印象にならないよう注意し、アーチ眉もアーチを控えめにするよう気をつけましょう。

チークメイク

• ・自然な血色を加えて顔全体を健康的な印象に！
• ・幼く見えてしまわないよう注意！

チークは自然で健康的な血色をプラスしましょう。コーラル系かオレンジ系、ローズ系の色味だとナチュラルな雰囲気になるのでおすすめです。自分の肌に馴染む色を選んでくださいね。タイプはリキッドでもパウダーでもどちらでもOKですが、ラメ入りのタイプは撮影時の光でテカるので避けましょう。

また書き方としても、少ししっかりめに色を乗せると撮影時の光で飛びにくくなります。頬骨の高い位置から耳に向けて斜めに、細長い楕円形を描くようにクルクルと描きましょう。顔が引き締まって誠実感のある大人な印象に写りますよ。丸形に入れると幼く見えるので、 インフラ業界に必要な信頼感の演出にはNGです。

リップメイク

• ・派手さはNG！ナチュラルで健康的な色味を！
• ・責任感が感じられるように輪郭もしっかり！

保守傾向にあるインフラ業界においては、派手なリップは御法度です。流行の赤リップなどでなく、コーラル系やピンクベージュ、落ち着いたローズ系などのナチュラルなを選択しましょう。色選びのポイントとしては、

• 「肌馴染みがよい」
• 「元の唇の色に近い」
• 「健康的に見える」

などの要素を重視して、自分に合った色味を選択すると良いです。質感としてはラメ入り、ツヤ感が強いものは避けましょう。ほんのりツヤっぽいマットめなものを選ぶと写真上でも自然に見えますよ。

また唇の輪郭をしっかり取ることで、責任感のある誠実な印象を受けやすくなります。ブラシやペンシルで輪郭を描いてから、中を塗りつぶすようにするとやりやすいですよ。ただし詳細は後述しますが、インフラ業界の就活写真は口角を上げた表情での撮影がおすすめです。下唇の端だけ本来の輪郭よりも狭めに描くと、自然と微笑んでいるような印象になりますよ。

リクルートスーツ

インフラ業界を志望する方には「濃紺や濃いグレーのスーツ」を着用した就活写真がオススメです。インフラ業界は人気業界のひとつで、毎年の志望者も多いです。採用担当者は非常に多くの履歴書を見なければならないので、特徴のない写真は埋もれやすくなります。

そこで、よくある黒以外のスーツを着用して少しでも目を引くようにするのです。就活では黒スーツを着なければいけない義務はなく、ダークスーツであればマナー的にも問題ありません。パッと見の印象が異なるため、効果的な戦略ですよ。

もちろん抵抗があれば黒スーツでも全く問題ありませんが、存在感をプラスしたければ黒以外のダークスーツを検討してみましょう。

ブラウス / シャツ

インフラ志望女子が就活写真で着用するシャツは「スキッパータイプ」がおすすめです。首周りがスッキリとしており、「エネルギッシュ」で「明るい」印象につながります。襟をスーツから出すタイプのシャツなので、小顔効果も期待できます。

ただし、色や柄は白無地のものを選ぶべきです。職種によっては薄いピンクや薄いストライプが入ったシャツを選ぶ方もいますが、カジュアルなイメージにつながることも多く、就活には適していません。特にインフラ業界は保守的な傾向にあるため、無難な白無地のシャツを選択した方がよいでしょう。

アップバング

就活写真は顔の印象を強く残すために「おでこを出す」のが一般的ですが、中でも「アップバング」がおすすめです。前髪を立ち上げておでこを大きく露出するため「明るく」「活発的な」印象が際立つ髪型です。

センター分けも前髪を上げておでこを出す髪型のため、混同されがちですが前髪を持ち上げる方向とおでこの露出具合に違いがあります。アップバングは前髪を真上に持ち上げたままキープするため、髪が垂れてこない「眉上くらいの長さの前髪」の方におすすめです。

センター分け

一方で「センター分け」は前髪を軽く立ち上げて、中央から左右に分けて流す髪型です。比較的おでこが広く見えますが、左右に流しているので流しているので、おでこの左右のキワは隠れます。おでこの生え際が気になる方にもおすすめの髪型です。

「知的」や「誠実さ」といった印象のアピールに適している髪型ですが、「分け目の作り方」と「前髪の浮かせ具合」に気をつける必要があります。完全に中央に分け目を作るセンター分けがトレンドですが、おしゃれ感が強く就活には適していません。左右どちらかに少し分け目を寄せると、就活に適した自然な印象になります。また浮かせた前髪とおでこの間に大きな隙間が空いているのも、同様にトレンド感が強すぎてNGです。軽く立ち上げた前髪はある程度撫で付けるイメージで左右に流しましょう。

ベースメイク

• ・第一に肌トラブルをカバーして健康的に！
• ・さらにバイタリティを加えたければ肌色のトーンアップ！

男性のベースメイクで行うのは「スキンケア」と「肌トラブルのカバー」、「肌色の調整」の3つです。まずはメイク前にスキンケアを行い、肌の調子を整えて化粧乗りをよくします。スキンケアで行うのは「保湿」と「皮脂のオフ」です。特に男性は皮脂の分泌量が多めなので、洗顔や油取り紙でしっかりと皮脂を取ることでテカリが抑えられ、化粧も崩れにくくなります。乾燥肌以外の人は油分のあるクリームや乳液の使用も控えましょう。

ニキビやクマ、青ヒゲなどが目立つ人はコンシーラーでカバーできます。コンシーラーは気になる箇所に部分的に使用して、肌トラブルを隠すためのアイテムです。これだけでもとても健康的な印象がアップしますよ。さらにファンデーションを使用して肌色を調整すれば、バイタリティのある活発な印象にすることも可能です。ただし両方使う場合は、使う順序に気をつけて使用してくださいね。

コスメ選びに関しては、形状、材質などで実に多くの種類の商品があるので、詳しい方に相談して買うことを強くおすすめします。お店で店員さんに用途を伝えた上で、相談して購入すると安心でしょう。

特にコスメの色味は、見た目に与える影響が大きいので要注意です。地肌の色と比べて明るすぎても暗すぎても不自然ですし、ツヤ感が強いと撮影時にはテカってしまいます。インフラ業界は保守的な傾向がある業界なので、あくまで自然な仕上がりが重要です。ナチュラルかつマットめに肌を仕上げられるものがおすすめですよ。

アイブロウメイク

• ・信頼感と責任感のためにムダ毛や長さの処理だけでも！
• ・活発で積極的な印象を加えたければメイクに挑戦！

メイクに抵抗がある男性にも、眉のムダ毛や長さの処理だけは行っておくことをおすすめします。眉毛が顔の印象に与える影響は大きく、眉が整っていないと途端に信頼感や責任感の欠ける印象になるのです。眉毛の長さを揃えて、輪郭からはみ出た毛をカットするだけでも、凛とした雰囲気になりますよ。

さらに積極的な印象を強くしたい方は、メイクで眉毛の「輪郭」と「濃さ」を調整してみましょう。特にもともと眉毛が薄めの方や、バランスが不均等の方にはおすすめです。メイクではアイブロウペンシルやアイブロウパウダーといったアイテムを使用します。

基本的な作業は

• ・希望のシルエットを書いて作る
• ・足りない眉毛を1本1本書き足す
• ・パウダーで濃さを整える

の3つです。もともと眉毛が濃い方は、眉毛カットに合わせてグレーやダークブラウンなどの色のパウダーを乗せることで、濃さを軽減することもできますよ。

リップメイク

• ・最低でも保湿することで健康的な見た目をキープ！
• ・軽く色を乗せれば顔全体のバイタリティがアップ！

男性でリップに抵抗感がある方も、保湿だけはしておくことをおすすめします。唇が荒れていると途端に不健康に見えるものです。特に撮影時や面接時は緊張で唇が乾燥し、色が悪く見えがちになります。保湿目的のリップクリームだけでも塗っておきましょう。

なお、撮影前に荒れた唇にいきなりリップクリームを塗るのではなく、前日から数回に分けて塗っておくとより健康的に仕上がりますよ。

さらに顔全体の印象を上げたければ、薄く色の付くリップを使用すると効果的です。薄いオレンジやピンクのリップを軽く乗せるだけでも、顔全体がバイタリティに溢れた印象になります。活発でたくましい人間が求められるインフラ業界で好印象の就活写真になりますよ。

なお色付きのリップも保湿効果は欠かせません。また撮影時の光でテカりやすいので、ツヤ感が強いものはNGです。また色だけでなく、塗り方も自然になるよう気をつける必要があります。塗りすぎやはみ出しに注意して、塗った後にティッシュや綿棒で適度にオフしましょう。

リクルートスーツ

インフラ業界の就活写真撮影時には「濃紺や濃いグレーのリクルートスーツ」をおすすめしています。インフラ業界はその安定感から人気が高く、志望者が多く集まる業界です。採用担当者が目を通さなければいけない履歴書の枚数も多く、特徴のない写真は埋もれがちになります。そこで黒以外のダークスーツを着用した、パッと目を引く写真を撮影するのです。

就活ではやはり黒スーツで過ごす方が大半で、濃紺やダークグレーのスーツは目を惹きます。とはいえ「就活は黒スーツで過ごさなければならない」なんてルールはなく、皆さん他人に合わせて黒を選択しているに過ぎません。黒以外でもダークスーツであれば、ビジネスシーンでも問題なく着用することができるため、写真撮影の戦略としては効果的ですよ。もちろん不安であれば黒スーツでも構いません。

ただし、ストライプなどの柄が入ったスーツは、カジュアルな印象を受けるため避けるべきです。薄い柄でも実はよく目立つので、必ず無地のスーツを選んでください。

ワイシャツ

一方でワイシャツは無難な「白無地」を選びましょう。ネクタイやスーツに色味があるため、ワイシャツは清潔感や万人受けを重視すべきです。襟はレギュラー・ワイドどちらでも構いませんが、スーツ同様に柄には気をつけましょう。薄く柄の入ったシャツも多いので、できるだけ無地に近いシャツを選ぶことをおすすめします。

ネクタイ

ネクタイはデザインによって大きく印象を左右する部分です。

インフラ業界志望におすすめのネクタイ

ブルー系のネクタイであれば、爽やかさや誠実感をアピールできます。特にネガティブな印象を抱くこともない、まさに万人受けする色です。

柄としては王道の、「細めの斜めストライプ(レジメンタルストライプ)」をおすすめします。他にも就活ネクタイでよく見る柄として「ドット」もありますが、ドットはややおしゃれで可愛らしい印象に繋がりやすいです。 一方でレジメンタルは非常にベーシックな印象を受け、就活ネクタイとしての採用率も圧倒的です。ただしストライプが太いとイッキにカジュアルな雰囲気になるため、細くてシンプルなストライプを選択しましょう。

また、ネクタイには大剣幅(ネクタイの太い方の幅)にも気を遣う必要があります。就活・ビジネス用のネクタイを購入すれば大抵は問題ありませんが、大剣幅が細過ぎても太過ぎてもビジネスシーンには不向きです。大剣幅が7〜8cmのベーシックなものを選びましょう。