
はじめに
ESの提出時期が近づくと、みなさん「就活写真」などのようなキーワードで色々情報を検索されると思います。
しかしその中で就活女子の皆さんは「シャツの襟を出した写真と出していない写真」の2パターンがあることに気づきますね。
就活は気にするべきマナーも多いので「どっちが正解なんだろう…」と不安に思われる方も多いでしょう。
実はどちらも正解なのですが、一定のルールを守っていないと不自然な印象になるので注意が必要です。
そこで今回は「就活証明写真における襟元の正解」について解説します。
この記事で分かること
- 就活証明写真でスーツから襟を出すべきかどうか
- 就活証明写真で好印象を与える襟元のテクニック
- そもそものシャツ選びの重要性
就活写真でワイシャツの襟を出すかは「シャツの種類」で異なる!

就活証明写真でスーツからワイシャツの襟を出すべきかどうかは、シャツの襟の形によって以下のように異なります。以降でそれぞれ詳しく確認していきます。
レギュラーシャツの場合:シャツの襟を「出さない」

シャツの襟を出さない場合のポイント
- 首元の第一ボタンまで留める
- 両襟の見える面積や高さを左右対称にする
- ジャケットの後ろ襟がシャツを完全に覆わないように注意する
首元に第一ボタンのあるレギュラーシャツの場合は、シャツの襟を出さないのが一般的です。レギュラーシャツは首元の第一ボタンを留めると首周りにフィットする構造なので、襟を出すと不自然になります。
就活というフォーマルな場においては、襟をしまって証明写真を撮ることをおすすめします。
スキッパーシャツの場合:シャツの襟を「出す」

- ・胸元の第一ボタンは留める
- ・後ろ襟もジャケットの外に出す
- ・両襟の見える面積や高さを左右対称にする
- ・襟のシワや型崩れに注意する
首元に第一ボタンのないスキッパー(開襟)シャツの場合は、襟をジャケットの外に出します。襟が開かれる構造になっているので、ジャケット内にしまうと不安定に浮いた形になってしまうためです。就活証明写真としても、不自然な印象になってしまいます。
スキッパーシャツを着る際は、後ろ襟もジャケットの外に出しましょう。襟の見える面積が大きいので、左右のバランスや型崩れにしっかりと注意するのがポイントです。
就活写真で好印象を与えやすい「襟元」を整えるコツを紹介

襟元は、就活証明写真において印象を大きく左右する部分です。好印象にするためには「出す/出さない」だけでなく、以下の4点にも注意してみましょう。
事前に染み抜き&コロコロで真っ白にする
染みや汚れが見えると就活証明写真に重要な「清潔感」を大きく損なってしまうため、新しいシャツを購入するか、染み抜きを行う必要があります。
染み抜きには自分でトライすることもできますが、時間の経った染みは自分ではなかなか落とせません。クリーニングに出す手もありますが、通常のクリーニングより長い期間がかかることを覚えておきましょう。
また些細な糸くずやホコリも目立ちます。撮影直前にはコロコロでしっかりと真っ白で綺麗な襟にしてくださいね。
襟の後ろをクリップで止めてジャストサイズに調整
特にレギュラーシャツは首周りが適度にフィットしている方が好ましいです。就活証明写真に相応しいスッキリとして誠実な印象に繋がります。
レギュラーシャツのサイズを選ぶポイント
- 首周りの実寸から+1〜2cm
- 第一ボタンを閉めたときに指が1本すんなり入る程度
もし余裕がありすぎるなら、後ろ襟の見えない部分をクリップで止めてサイズを調整する手があります。ただし長時間止めすぎると襟の型崩れに繋がるので、あくまで応急処置として多用はやめておきましょう。
シャツのボタンは一番上までとめる
実際のビジネスシーンでは、業界によっては第一ボタンを開けていても問題ありません。しかし少なくとも就活の場では、第一ボタンまで留めることが好ましいです。
とはいえ、第一ボタンを閉めるのが苦手な場合は、首元に第一ボタンのないスキッパーシャツを選ぶこともできます。堅実さが求められる事務や公務員を除けば、明るさや快活さのアピールできる就活証明写真になるでしょう。
スプレーのりを使って襟元をパリッとさせる
襟の型崩れは「ズボラ」や「だらしない」といった印象に繋がります。アイロンをかけてすぐに撮影に臨める場合は問題ありませんが、出先などでついでに撮影を行う場合は、襟の形が崩れている可能性に注意しましょう。
襟の形をきっちりキープするには、アイロンだけでなく洗濯ノリを使用してみましょう。中でも洗濯時だけでなくいつでも使えるスプレータイプが便利でおすすめです。汚れ防止などの効果もあるので、写真撮影だけでなく就活中は積極的に使うといつでも綺麗な襟をキープしやすくなりますよ。
就活写真は「シャツ選び」も同じくらい重要

ここまではシャツの着こなしについてポイントを解説してきましたが、「シャツ選び」も重要です。就活証明写真のシャツは次のポイントを意識して選んでみましょう。
就活証明写真で好印象なシャツの選び方
- 色柄は白無地が鉄板
- 襟の形は志望業界に合わせて用意するのがおすすめ
- キツすぎない適度なフィット感を大事にする
就活の服飾品選びは「悪目立ちを避けること」が重要です。万人受けするアイテムを選ぶことで幅広い業界の就活にも使うことができます。またスーツやシャツはデザインよりも「正しい着こなし」の方が重要です。
特にサイズ感は大切なので、必ず試着してから購入することをおすすめします。
就活証明写真のシャツ選びについては、こちらの記事もチェックしてみてください!
就活証明写真で女性が着るべきシャツ (ブラウス)についてプロが解説就活写真の襟元まとめ
この記事ではこれから就活証明写真を撮影される女性に向けて、ワイシャツの着こなしと選び方について解説してきました。中でも大切なポイントをまとめると以下のようになります。
襟元のまとめ
- レギュラーシャツの襟はジャケットから出さない
- スキッパーシャツの襟はジャケットの外に出す
- 襟は真っ白で綺麗な形をキープしていることも重要
- シャツ選びは悪目立ちを避けて「適度なフィット感」で洗練された雰囲気を演出する
シャツは就活証明写真の「清潔感」を大きく左右する重要な要素なので、ぜひ上記のポイントを意識してみてくださいね。
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