目

はじめに

学生の間では主流となったカラーコンタクトレンズ。

つけているのが普通で、つけていないと違和感を感じる、という人もいるでしょう。

就活や証明写真の撮影時に悩むのが、メイク、髪型に加えてカラコンの有無という人も少なくありません。

就活時のカラコンについて解説します。

目次

  1. 就活にカラコンはOK?NG?
  2. カラコンOKの理由
    つけるならこんなカラコン
  3. カラコンNGの理由
  4. 証明写真を撮るときのカラコンはあり?
  5. まとめ

就活にカラコンはOK?NG?

まず、実際の就活のときのカラコンの有無についてです。

正直、カラコンをしていても気にならないという考えの企業と、カラコンは就活にそぐわないという考えの企業、どちらも存在します。

判断が難しいところではありますが、受ける企業によっても、面接官によっても変わるので、自己判断といえます。

アパレルや化粧品など華やかな業界ではあまり気にされないこともありますが、就活の身なりはあくまでも「身だしなみ・マナー」であって、「おしゃれ」ではありません。

そのことを頭に入れて、就活のヘアメイクやカラコンについて考えるといいでしょう。

カラコンOKの理由

就活でのカラコンがOKとされる場合の理由は、大きく分けて2つあります。

まず1つめは、「自分に自信が持てる」ということです。

いつもの自分と違って、自信が持てず、本来の自分の力が発揮出来ないということもあるかもしれません。

そうなるのであれば、いつも通りの自分で面接に臨んで、ある程度自信がある状態で話したほうがいい、という考え方です。

誰でも、普段の自分と違ったり、いつもしているものをしていなかったりすると、違和感を感じます。

その違和感が不安になることもあるので、絶対にカラコンをつけたい、という人は、ナチュラルなものを選んでつけていきましょう。

2つ目は三白眼などの理由で、目つきが悪く見える場合です。

三白眼とは、黒目が上方に偏り、左右と下の3ヶ所に白目が見える目のことをいいます。

三白眼は、悪いことというわけではなく、ミステリアスで魅力的な目でもあります。

ですが、正面を向くと上目遣いのような目に見えることがあるので、三白眼にコンプレックスを持っている人も少なくありません。

黒目の下の部分だけ粘膜にアイラインを入れるなど、メイクでカバーする方法もあります。

黒目を大きく見せるカラコンでカバーをしている場合もあります。

つけるならこんなカラコン

上記の理由から、どうしてもカラコンをつけたい、と思う人は黒か茶色のナチュラルなものを選ぶようにしましょう。

今は、グレーや緑、青など外国人のようなおしゃれなカラコンもいろいろとありますが、色つきのものは避けましょう。

また、カラコンには何種類もの大きさがあります。

極端に大きなものは避け、あくまでも自分の目の形に合う、自然に見えるものをチョイスするようにしましょう。

また、フチありのカラコンだと目が人工的に見え、いかにもつけている感じがするので、カラコンをする場合はフチなしを選んだほうが無難です。

カラコンNGの理由

当たり前のことですが、面接官は歳上の先輩です。

今の学生にとって、カラコンは当たり前の存在になっていますが、面接官の世代によっては、「カラコンは派手なもの」という認識があります。

また、カラコンをしていると、人間の目に自然に入る光が入らなくなり、人形のような目になりがちです。

人形のような目は、「くりくりしていてかわいい」など、実際の生活の中では人気かもしれませんが、就活では「覇気がない」というマイナス要素になる場合もあります。

目に自然な光が入ると、目がキラキラするので、意欲を感じます。

また、人間の目は、興味があることを見つけたり、好意的な気持ちが強くなると瞳孔が開いて黒目が大きく見えます。

それによって生き生きとした印象を与えることが出来るので、面接の際の目の動きはとても重要なことです。

カラコンをつけていると、その動きもわかりにくくなってしまいます。

学生の中では普通のことでも、ビジネスシーンでは避けることが多いカラコン。

つけているだけで「仕事と遊びの境界がない人なのかもしれない」と思われてしまうこともあります。

証明写真を撮るときのカラコンはあり?

証明写真の場合、大抵小さめのサイズなので、カラコンをしていることはわかりにくいといえます。

しかし、面接時と同様に、フチありのものやグレーなど色が入っているものは目立ちます。

また、男性には気付かれにくいかもしれませんが、女性はやはりメイクなどに敏感な人が多いため、女性の人事担当には気付かれる可能性があります。

写真であれば尚更、目の輝きは大切なものです。

カラコンの場合、自然な光が入りにくいので、なんとなく目の焦点が合っていないように見えてしまうことがあります。

面接のときは実際に会って会話をしているので、人となりや性格も伝わりやすいですが、写真だと、その写真の印象が自分の印象になってしまいます。

カラコンが、「してても大丈夫かな」という不安要素になり、万が一受からなかったときに理由になるのであれば、はずして撮るようにしましょう。

まとめ

就活や写真撮影の際にカラコンをするかどうかは、自分の判断といえます。

絶対にNGというわけではないですが、受ける業界やTPOを考えて、していくかどうかを決めましょう。

どうしても迷ったら、身近にいる歳上の世代の人に見てもらい、判断してみてください。