転職の証明写真で「髪を結ばない」のはアリ?与える印象や注意点も
写真:中島麻緋

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ヘアメイクアーティスト

中島麻緋

某有名女優をはじめ、モデルや芸能人を担当するヘアメイクアーティスト。かつては美容師としても活動。ヘアメイクとして東京大阪を中心に映画やドラマ、テレビ局などで活動し、ブライダルやプロフィール写真のヘアメイクも行うなど幅広く活躍している。

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はじめに

  • 「転職の証明写真で髪を結ばなくても大丈夫?」
  • 「髪を結ばない場合は、どう注意すればいい?」

転職の証明写真を撮る際、髪を結ばずに撮りたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、髪を結ばずに撮影するのに問題はないのか気になりますよね。

そこで今回は、転職の証明写真で髪を結ばなくてもよいか、どう注意すればよいかなどを紹介していきます。

この記事を読んで、好印象を与えられるようなセットができるようにしましょう。

この記事でわかること

  • 転職の証明写真で髪を結ばなくても大丈夫か
  • 下ろした髪型での撮影をおすすめしない理由
  • 髪を結ばないで撮影する際の注意点

髪を結ばないで転職証明写真を撮るのはアリ?

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髪を結ばずに転職の証明写真を撮っていいかどうかは、髪の長さによります。

例えば、髪が肩につかない程度の場合は、結んだとしてもゴムから髪が抜けてしまい、パラパラと落ちてしまう可能性が高いです。

見た目が悪くなり不潔な印象を与えてしまうので、結ばずに撮っても支障はないと言えるでしょう。

ただし、ミディアム〜ロングの長さの髪は結んで撮影することをおすすめします。

下ろして撮影することをおすすめしない理由については、以下の項目で説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

転職の証明写真で下ろしヘアをおすすめしない理由 

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ミディアム〜ロングヘアの人が下ろしヘアで撮らない方が良い理由は、主に3点あります。

理由1:本人確認に支障をきたす場合があるから

転職時の証明写真は、本人確認の役割を担っています。

髪を下ろして顔が隠れた状態で撮影してしまうと、本人確認に支障をきたす場合があるのです。

証明写真は、耳や輪郭がしっかりと見えるのが理想だからこそ、髪を下ろさずしっかりと結ぶのがおすすめです。

理由2:清潔感に欠けた印象を与えかねないから

下ろしヘアで撮影すると、髪の状態によっては不潔な印象を与えてしまう恐れがあります。

例えばスタイリングを疎かにしてボサボサな状態のままだったり、毛量が多くてもっさりした状態で撮影してしまうと、清潔感がなくどんよりとした印象を与えてしまうでしょう。

フォーマルな転職というシーンでこのような印象はマイナス評価です。

しっかりと結んで顔周りをすっきりと見せ、清潔感をアピールするようにしましょう。

理由3:やる気がないように見えてしまうことがあるから

髪を下ろした証明写真を載せると、やる気がないように見られてしまう恐れがあります。

転職の証明写真は、髪が長い場合は結んで撮影するのが一般的です。

よって髪を下ろした写真は、良くも悪くも他の人より目立つと言えます。

きれいにセットされたヘアスタイルなら、良い意味で印象深さを与えられる可能性がありますが、手抜きのセットだった場合、悪目立ちしてマイナス評価をされてしまう可能性が高いです。

「証明写真にすら気を遣えない」と思われ、やる気を疑問視されてしまうでしょう。

写真でやる気をアピールするのであれば、しっかりと縛った髪型にする方がよいですよ。

髪を結ばないで転職証明写真を撮る際のセットの注意点

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もし「髪を結ばずに転職の証明写真を撮りたい」と思うのであれば、注意点をしっかりと押さえてから撮影に臨む必要があります。

次は、髪を結ばないで転職の証明写真を撮る際に気を付けるべきことを4つ紹介します。

よく確認し、頭に入れてから撮影するようにしましょう。

(1)髪はストレートにしておく

華やかなカールにしたいと思う方もいるかと思いますが、転職の証明写真において一番大事なのは清潔感です。

清潔感をアピールするには、髪は真っすぐのストレートにするのが一番です。

跳ねのないサラサラのストレートヘアは、見るだけで清潔感を演出することができますよ。

アイロンでしっかりと伸ばし、うねりを残さないようにセットしましょう。

(2)髪の毛を耳にかける

顔サイドの髪の毛を耳にかけ、耳を出した状態で撮影するようにしましょう。

顔周りに髪の毛があると重く感じてしまい、すっきり感を出すことができません。

転職の証明写真では、すっきりした印象を与えるとよいイメージを持ってもらえます。

顔周りをきれいに見せることで、清潔感を出すことができますよ。

(3)髪の毛は肩より前にもってこない

肩につく以上の髪の長さの場合は、髪の毛を肩の後ろに流すようにしましょう。

顔周りだけではなく、肩周りをすっきり見せるのも大事なポイントです。

証明写真では顔や髪だけでなく、映るスーツをきれいに見せることも重要なので、髪でスーツが見えないということがないようにしましょう。

また、髪が前に流れてしまうと清潔感が半減されてしまいます。

すっきりと見せられるように、髪は後ろにもっていくのがおすすめです。

(4)スタイリング剤で髪にまとまりを出す

髪を上手にセットできたら、最後にスタイリング剤を用いて髪をまとめるようにしましょう。

せっかくきれいにセットできても、撮影前に髪が崩れてしまっては意味がありません。

髪が崩れないように、ワックスやスプレーなどを使って、きれいな髪型をキープしましょう。

特にアホ毛などは見落としがちなので、スタイリング剤で押さえるのを忘れないようにしましょう。

髪を下ろして転職写真を撮る場合の適切な前髪は?

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髪を下ろして撮影する際に「前髪はどうすればいいの?」と困ってしまう人も多いですが、前髪は流して、おでこを見せるようにするとよいでしょう。

後ろの髪を下ろしている上に、さらに前髪まで下ろしてしまうと、重くて野暮ったい印象を与えてしまいます。

既述の通り、転職の証明写真ではすっきり感を出すことが大事です。

後ろの髪を下ろしているのであれば、前髪は横に流しておでこを見せたほうが、明るくすっきりとした印象を残せますよ。

前髪は落ちないように、ピンやスタイリング剤などで押さえるようにしましょう。

転職証明写真のヘアセットに迷ったらスタジオインディへ!

インディブログ内に挿入する転職写真LP

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髪を結ばない転職証明写真のまとめ

記事のまとめ

  • 髪が方につかない長さであれば結ばなくてOK
  • ミディアム~ロングの髪の場合は、髪を結んだ方が無難
  • 結ばない場合は、清潔感を与えられるようなヘアスタイルにする
  • ヘアセットできる自信がないのであれば、プロの手を借りよう

髪を結ばない場合の転職の証明写真について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?

髪が長いのであれば、髪を結んで撮影することをおすすめしますが、どうしても髪を下ろして撮影したいというのであれば、注意点をしっかりと踏まえたうえでスタイリングするようにしましょう。

ヘアセットに自信がない…」という場合は、プロの手を借りて撮影するのもおすすめですよ。

きれいな写真を撮影してもらい、応募先の会社によい印象を持ってもらえるようにしましょう。