ミディアム〜ロングヘア

ミディアム〜ロングの女性には「一つ結び」がおすすめです。一つ結びにすることで首周りがスッキリし、清潔感や爽やかさを感じやすくなります。あとは強調したい印象に合わせて結ぶ位置を調整しましょう。

結ぶ位置を耳より低くすれば堅実で優しい印象になり、耳の後ろほどで結べば活発な印象を強調できます。ただし結び目が高すぎると、幼い印象になりがちなので高くても耳あたりを目安に結ぶことをおすすめします。

ショートヘア

ショートヘアの方には「耳掛けストレート」がおすすめです。もともと爽やかなイメージになりやすいショートですが、耳を出すことで清潔感が増し、さらに大人っぽい印象にもなります。

撮影時や面接時には後れ毛などを作らないよう、目立たない黒ピンでしっかり留めておきましょう。

ベースメイク

• ・肌トラブルはきっちり隠して「清潔感」を！
• ・肌色もしっかり補正して写真上でも「活発さ」をアピール！

ベースメイクでまず目指すべきは、やはり飲食品業界で求められる「清潔感」です。ニキビやクマなどが目立つと清潔感に欠けた印象になるので、カバー力の高い下地やファンデ、コンシーラーを選びましょう。ただし厚塗り感が出るのはNGです。就活メイクの基本である「ナチュラル」から外れないように気をつけてくださいね。

また肌色も「活発な」印象を持たれるように補正することをおすすめします。証明写真の撮影時には強い光を当てるため、普通の写真よりも顔が白く写りやすくなります。特に地肌が白い方や、普段は美白を意識してメイクされている方は、日頃よりも少し「健康的な色」を意識すると、しっかり存在感のある写りになりますよ。

アイメイク

• ・目は最低限キリリとさせて「積極さ」を！
• ・アイテム選びと使い方で「ナチュラル感」が失われないように！

就活写真において目の存在感は重要です。控えめにしすぎて目の存在感が薄れた写真にならないようにしましょう。最低気のキリッと感は担保すると、飲食品業界にはピッタリですね。ただし、派手にならないようにアイテム選びと使い方には注意する必要があります。

アイシャドウはキッチリまぶたの範囲に収めるとナチュラルな印象になります。目頭と目尻のグラデーションもキツすぎない方が自然なので、近い色味を乗せましょう。ブラウン系かベージュ系のパレットタイプが使いやすくておすすめですよ。

アイライナーは長くても1〜2mmでやや下ろしめに引きます。線も出来るだけ細く引いてみてください。色味は黒だと強すぎるので、濃いめのブラウンがおすすめです。

マスカラは控えめであれば使用してもOKです。「盛る」のではなく、あくまで自まつ毛を目立たせる意識でメイクしましょう。繊維感の少ない控えめなカールタイプか、もともとパッチリの方はクリアマスカラかマスカラ下地のみでも十分ですね。色味としてはアイライナーと同系色がおすすめです。

アイブロウメイク

• ・撮影時の光に負けないようしっかりめに色を乗せる！
• ・アピールしたい印象に応じて形を選択！

就活写真のアイブロウメイクは「しっかりと色を乗せること」が重要です。眉毛は撮影時の光で目立たなくなりやすいパーツです。眉毛は顔全体の印象を大きく左右するので、しっかりと撮影時にも存在感を保てる眉を目指しましょう。形や太さは自由ですが、やや濃いめにするイメージですね。

アイテムはペンシルかパウダーのどちらでもOKです。色は髪と目の中間色だとナチュラルな印象になるので、暗めのグレーやブラウンをおすすめします。局所的に濃淡が出ないよう、まんべんなく色を乗せましょう。

眉の形は強めたい印象に応じて選択しましょう。飲食品業界の写真におすすめなのは、明るい印象にしたければ「軽めのアーチ眉」、積極的な印象を強めたければ「控えめな上がり眉」です。

チークメイク

• ・写真上でも血色が感じられるように若干濃いめに！
• ・乗せ方でキリッとした大人っぽさを演出！

チークも撮影時の光で飛びやすいメイクのひとつです。健康的な血色が写真に残るよう、「すこし濃いめ」を意識して乗せてみましょう。ただしケバくならないようにするには、「自分の肌にあった薄めの色」を選ぶことが重要です。あくまで目安ですがブルベさんには淡いコーラル系、イエベさんには薄いオレンジ系がおすすめですよ。

乗せ方としては、頬骨の高い位置から耳に向かってやや斜めに乗せます。細長い楕円形状に乗せると顔がシャープに見え、飲食品業界に求められる積極的な印象を出せます。逆に丸っぽく入れると、幼く見えるので注意しましょう。

リップメイク

• ・肌馴染みのよい色で健康的な血色をプラス！
• ・輪郭をしっかり取ると積極的な印象に！

リップは「派手にならないこと」が優先事項です。あくまで自然な血色をプラスできるよう、肌馴染みのよい色を選択しましょう。飲食品業界におすすめの色味としてはローズ系かコーラル系です。自分にあった色を選ぶのが一番ですが、トレンドの赤リップなど強み色味は避けましょう。

塗り方としては、輪郭をクッキリさせると積極的で知的な印象になりますよ。いちど唇の輪郭を書いてから中を塗りつぶすと綺麗に輪郭を取りやすいですね。また後述しますが就活写真は微笑み顔での撮影がおすすめです。下唇の両端だけ輪郭を狭めに取ると自然と口角が上がった微笑み顔になりますよ。

リクルートスーツ

スーツは「濃紺や濃いグレー」での撮影がおすすめです。その理由は「履歴書が埋もれないようにするため」です。飲食品業界は生活に密接しているため、知名度が高い企業が多く、毎年多くの志望者が集まります。

採用担当者は膨大な数の履歴書を捌く必要があるため、少しでも目を引く写真にしておく重要性があるのです。黒スーツの写真が多い中で、異なるカラーの写真があるとパッと目を引く要素になりますよ。もちろん抵抗を感じるなら黒でも全く問題ありません。

ブラウス / シャツ

一方でブラウスやシャツは、無難な白無地がおすすめです。薄いピンクなどの色を選択する人もいますが、女子っぽすぎる印象になるのでやめておきましょう。また薄くても柄入りのシャツはよく目立つのでこちらもNGです。

襟の形としては、レギュラーはどんな職種でも問題なく使っていける鉄板の形です。もし営業志望などで、明るく積極的な印象を強めたいのであればスキッパーがおすすめですよ。

アップバング

アップバング(up-bang)は「上げた前髪」を意味します。その名の通り、前髪を上に持ち上げてキープする髪型です。おでこの露出度が高いので、清潔感が求められる飲食品業界にはピッタリの前髪ですね。爽やかで活発な印象も与えられます。

前髪を立ち上げたままキープするので、「〜眉上」ぐらいの比較的短めの前髪の方におすすめですよ。

センター分け

センター分けも飲食品業界におすすめの髪型です。アップバングと似た髪型ではありますが「前髪の立ち上げ具合」と「左右への流し具合」が異なります。センター分けは前髪を軽く立ち上げ、中央付近で左右に分けて流すので、アップバングよりもややおでこの露出度が控えめですね。その分、知的で大人な印象につながります。

ただし、完全に真ん中で分け目を作るとトレンド感の強い印象になってしまいます。中央から左右どちらかに少しずらして分けると、就活でも好印象の髪型になりますよ。また、髪の浮かせすぎもNGです。立ち上げは軽めに抑えて、ある程度撫で付けるイメージで流しましょう。

ベースメイク

• ・皮脂のオフと肌トラブルのカバーが最重要！
• ・必要に応じて肌の色を補正して健康的に！

男性のベースメイクは「スキンケア」と「肌トラブルのカバー」、「肌色の補正」の3つを行います。特に前者の2つは、飲食品業界に重要な「清潔感」を大きく左右する工程なので、どんな男性にもおすすめです。

スキンケアではメイク前に「保湿」と「余計な皮脂のオフ」を行うことでメイクを崩れにくくし、テカリを抑えます。男性は皮脂の分泌が多めで、撮影時のフラッシュでテカリがちなので、特に皮脂のオフには気を遣いましょう。ただし油の取りすぎは乾燥の元なので、もともと乾燥肌の方は控えめでOKです。

肌トラブルのカバーは主にコンシーラーを使って行います。ニキビやクマ、青ヒゲなどが目立たないよう、部分的にコンシーラーを塗布して消しましょう。これだけでもグッと清潔感が上がります。

広範囲を隠したい場合はファンデーションを使います。ファンデーションは肌色の補正効果もあるので、健康的な印象を加えたい方はぜひトライしてみてください。

アイブロウメイク

• ・ムダ毛と長さを整えるだけでも清潔感が増す！
• ・積極性や存在感を加えたければメイクに挑戦！

眉毛が顔に与える影響は大きい重要なパーツです。ムダ毛や長さ処理は男性の皆さんにおすすめしています。眉毛の輪郭から出ている毛を抜き、専用のクシとハサミで長さを整えるだけでも、グッと清潔感が向上しますよ。眉毛の手入れセットはドラッグストアなどで簡単に手に入れることができます。

さらに営業志望の方などで、積極性や存在感を強めたければメイクに挑戦してみてください。眉毛は撮影時の光で印象が薄まりやすいパーツです。メイクで眉毛をしっかり作ることで、写真上でも存在感のある眉になりますよ。眉毛のメイクは「輪郭を作って」「足りない眉毛を書き足す」のがメインの作業です。逆に眉毛が元々濃い方は、グレーなどの色を足して眉毛を「薄く見せる」ことも可能ですね。

リップメイク

• ・保湿はどんな男性にもおすすめ！
• ・活発な印象を強めたければ薄く色を乗せるのもアリ！

自宅での撮影でもない限り、就活写真の撮影時は緊張するものです。緊張すると唇が乾燥しやすく、色が悪くなります。荒れが目立つと清潔感にも関わるので、唇の保湿は皆さんにおすすめですよ。撮影日の数日前から定期的に保湿のリップクリームを塗っておくと、万全ですね。

また唇が黒ずんで見える場合は、不健康に見られがちです。唇の血色に自信がない方は、薄い色付きのリップを使用するのもありでしょう。淡いオレンジやピンクのリップを軽く塗るだけでも、顔全体のバイタリティがグッとアップしますよ。ただし塗りすぎや塗る範囲には注意してください。輪郭が綺麗でないと台無しなので、セルフメイクする方は撮影の数日前から練習しておくことをおすすめします。

リクルートスーツ

リクルートスーツは「暗いネイビーやダークグレー」などがおすすめです。黒以外のダークカラーを選ぶことで、マナー的にも問題なく、目を引く就活写真にすることができます。飲食品業界は毎年多くの志望者が集まる人気業界です。

つまり、採用担当者が捌く履歴書の数は膨大で、1枚1枚が埋もれやすくなるのです。細かいことではありますが、戦略的な撮影方法と言えるでしょう。もちろん抵抗があれば黒でも構いません。

ただし柄は必ず無地を選択してください。薄いストライプでも実はよく目立つので、途端にカジュアルな印象になってしまいます。

ワイシャツ

ワイシャツは「白無地」が鉄板です。ネクタイにデザイン性があるので、シャツは控えめでベーシックなものを選びましょう。白は無難ですが、飲食品業界で重要な清潔感を演出できる色でもあります。ただし、スーツ同様に薄い柄でも目立つので、しっかりと無地のものを選びましょう。

襟の形はレギュラーとワイド、どちらでも問題ありません。レギュラーなら知的で堅実な印象に、ワイドならやや積極的な印象が強まります。

ネクタイ

飲食品業界志望の方には、次のネクタイがおすすめです。

就活ネクタイの色としては、青系か赤系が鉄板ですね。青はもっとも一般的な就活ネクタイの色で、万人受けする色です。清潔感や爽やかさの強調にも役立ちます。一方で赤は積極性や活発さが際立つ色ですね。ただし明るい赤だと就活の場には適していないので、落ち着いた赤系を選びましょう。

柄は細めのレジメンタルか、小さめのドットをおすすめします。どちらも就活ネクタイでは王道の柄ですね。レジメンタルなら堅実で知的な印象に、ドットなら明るく社交性のある印象になります。ただしストライプが太かったり、ドットが大きかったりすると、途端にカジュアルな印象になるので、柄の派手さには気をつけましょう。

ビジネス・就活用のネクタイを購入すれば問題ないはずですが、いちおう大剣幅にも注意してください。大剣幅とはネクタイの太い方の幅のことです。7〜8cmの幅のものがビジネスシーンで使えるスタンダードなタイプになります。