就活写真用のメイクは濃くするべきなのかをプロがポイントを解説!
写真:中島麻緋

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中島麻緋

石原さとみをはじめ、モデルや芸能人を担当するヘアメイクアーティスト。かつては美容師としても活動。ヘアメイクとして東京大阪を中心に映画やドラマ、テレビ局などで活動し、ブライダルやプロフィール写真のヘアメイクも行うなど幅広く活躍している。

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目次

  1. はじめに
  2. 基本的には就活の証明写真用のメイクは全て濃くする必要はない!
  3. 証明写真の撮影において少しメイクを濃くした方が良いパーツがある
  4. まとめ

はじめに

就活生のみなさんこんにちは、スタジオインディの中島です!

この記事を読んでいる人は、「写真なのだからメイクを濃くしてキレイに写りたい!」「就活写真ってメイクを濃くしたほうがいいの?」「普段のメイクが濃いけど就活ではどうするべき?」と考えているのではないでしょうか?

今回の記事を読むことで、就活写真を撮る時にどういった濃さのメイクをするべきなのかが分かるでしょう。

基本的には就活の証明写真用のメイクは全て濃くする必要はない!

就活写真用のメイクは濃くするべきなのか?プロがポイントを解説!1

就活写真ではメイクを濃くした方が良い部分もありますが、全てのメイクを濃くする必要ははありません。以下より全てのメイクを濃くしなくて良い理由を解説しますね。

理由1:普段の就活メイクと証明写真のメイクとの差は少ない方が好ましい

普段の就活メイクと証明写真のメイクとの差は少ない方が好ましいとされています。

なぜなら、実際に面接をしたときに採用担当者に「写真と実物で顔が違う!」と思われないようにするためです。

そもそも証明写真は本来本人確認をするために貼るものであるため、差が少ないのは当たり前のことではあります。

そんな証明写真と実物とが全然違った場合、面接担当者がマイナスな評価にすることが考えられます。

理由2:撮影時にカメラとの距離がさほど遠くないから発色も基本は写る

撮影シーンをイメージするとカメラと自分との距離が遠いように考えられがちですが、撮影時はカメラとの距離がさほど遠くないです。

そのためメイクを目立たせようと濃くしなくても、しっかりとメイクアイテムの色みが出た状態で写ります。

濃くするとしっかり濃くした分の色味が写ってしまい、ケバく見えて採用担当者にマイナスな印象を与えてしまうため、全体的に濃くする必要はないでしょう。

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証明写真の撮影において少しメイクを濃くした方が良いパーツがある

就活写真では全てのメイクを濃くする必要はなくても、パーツによってはメイクを濃くすることで就活写真に写る顔の印象を良くできる部分もあります。

それは部位ごとに分けると、

〈メイクを少し濃くしたほうが良い部分〉

  • ・チーク
  • ・眉

〈メイクを濃くしなくても良い部分〉

  • ・ベースメイク
  • ・アイメイク
  • ・リップ

となります。メイクを少し濃くした方が良いパーツ、メイクを濃くしなくても良いパーツをそれぞれ解説します。

メイクを少し濃くした方が良いパーツ

就活写真を撮る時、チークと眉は少し濃くした方が良いです。とはいえあくまでも“少し”程度にとどめてくださいね!

では、メイクを濃くしたほうが良い理由を解説します。

1.チーク

就活写真用のメイクは濃くするべきなのか?プロがポイントを解説!2

1つ目はチークメイクです。チークは普段より気持ち濃く塗ることで、撮影時のストロボで薄まることを防ぐことができます。

ストロボとは、写真撮影の際に光る光のことで、光らせることで顔を明るくくっきり見せる効果があります。

この際、顔を明るくするストロボによって顔のパーツの中で出っ張っているほお骨付近は良く光が当たり、光飛びして薄くなってしまう場合があります。

チークを多少濃く塗っておくことで、この薄まりを防ぐことができるのです。

またチークを濃く塗ることで、のっぺりとした顔の印象をなくし骨格を強調させたメリハリのある顔になります。

就活写真のチークについての詳しい解説はこちらの記事ををどうぞ!
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2.眉

就活写真用のメイクは濃くするべきなのか?プロがポイントを解説!3

2つ目に眉です。眉を濃い目に描くことで、顔立ちをはっきりと見せることができます。

また就活写真の眉毛は黒だと重い印象になることから、グレーやブラウンといった少し明るめの色で描くのが望ましいです。

そのため眉を濃く描いても、顔全体に対して眉が濃く見えずバランスの良い顔になります。

就活写真の眉メイクについての詳しい記事はこちらをどうぞ!

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メイクを濃くしなくても良いパーツ

チークと眉はメイクを濃くした方が良いのに対して、ベースとアイメイク、リップは濃くする必要がないです。メイクを濃くしなくても良い理由を解説します!

1.ベース

就活写真用のメイクは濃くするべきなのか?プロがポイントを解説!4

ベースメイクを濃くしてしまうと化粧してる感が出てしまい、不自然な顔になってしまいます。そのためベースメイクは濃くしないほうがいいです。

ただし、ニキビやくまがひどい場合は別です。下地やコンシーラーを少し厚めに塗ってカバーしましょう。

ニキビやしみがひどい状態で写真撮影に臨むとその部分が悪目立ちしてしまい、面接官から「不健康」といった印象になってしまうこともあります。

そのためニキビやくまがひどいならベースメイクで隠しましょう。

就活写真のベースメイクについての詳しい記事はこちらをどうぞ!

就活証明写真で加工いらずのベースメイクのやり方をプロが解説

2.アイメイク

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アイメイクにはアイシャドウやアイライン、マスカラといったメイクがあります。

アイライナーやマスカラを濃くしてしまうと写真の仕上がりがケバく感じてしまいます。アイシャドウも濃くしすぎないことが重要です。

写真を撮るときには目を見開いた状態で撮影するため、アイシャドウの色味が見えづらいかもしれません。

しかし程よい濃さでグラデーションになっていれば、薄く見えたとしてもそれがナチュラルで自然な写りなので心配はありません。

ただし一般業界の志望の場合はアイシャドウを濃くする必要はないですが、エアライン業界志望の場合は例外です。

エアラインの場合は、アイシャドウをしっかりめに塗ることによって、写真を華やかに見せることができます。

就活写真のアイメイクについての詳しい記事はこちらをどうぞ!

就活の証明写真に適したアイメイクはどんなもの?普段との違いをプロが解説します!

3.リップ

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写真だからとリップを濃く塗ってしまうと、ストロボの光で口元が反射してしまいます。

またリップを濃く塗ったとしても色は変わらないので、薄く塗りましょう。

就活写真のリップについての詳しい記事はこちらをどうぞ!

就活写真メイクのリップは普段の色味と変えた方がいいの?ヘアメイクが徹底解説!

まとめ

いかがだったでしょうか?今回の記事では「就活写真においてメイクを濃くしたほうがいいのか?」といったテーマで、メイクを濃くしたほうが良い部位パーツ、濃くしなくても良いパーツを解説しました。

内容を簡単にまとめると、

  • 1.就活写真でメイクを濃くした方が良いパーツ
    ・チーク
    ・眉
  • 2.就活写真でメイクを濃くしなくても良いパーツ
    ・ベースメイク
    ・アイメイク
    ・リップ

となります。メイクを濃くするパーツもやりすぎることはありません。適度に濃くすることを注意してメイクをしてくださいね!

この記事を読んで就活写真を撮る際の参考にしてもらえればと思います!

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