
はじめに
女子就活生のみなさん。就活の証明写真はもう準備できていますか?
企業に提出する履歴書やエントリーシートには証明写真がつきものです。就活で使用する証明写真は企業側の第一印象を大きく左右するからこそ、なるべく写りの良いものを用意したいですよね。
- 「そもそも女子の就活写真の髪型は決まりがある?」
- 「背景色や表情のルールをあらかじめ知っておきたい!」
このような疑問を持っている女子就活生も多いでしょう。
そこで今回は、就活における履歴書写真の基本ルールや、履歴書写真をきれいに撮るコツなどについて解説していきます。
メイクや服装、髪型など履歴書写真に適したそれぞれの方法について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事で分かること
- 就活における履歴書写真の基本ルール
- 女子就活生の履歴書写真をきれいに撮るコツ
- 就活の履歴書写真を撮る「3つ」の方法
- 就活の履歴書写真はプロに依頼するのがおすすめ
- 女性の就活写真でよくある質問にプロが回答
就活における履歴書写真の基本ルールを確認

履歴書写真のルール
- サイズは縦40mm×横30mm
- 3ヶ月以外に撮影したもの
- 背景は白or水色orグレー
- 証明写真の裏に名前を書いてから使用する
履歴書写真の一般的なサイズは縦40㎜×横30㎜です。webエントリーの場合も、縦横比は「4:3」になります。そして、履歴書写真と面接時の印象が違うということを避けるためにも、履歴書写真は3ヶ月以内に撮影したものを使用するようにしましょう。
背景の色は白、水色、グレーが就活の履歴書写真に適しています。背景色によって相手に与える印象にも違いがでるので、自分の希望する業種にあった色を選んでくださいね。
女子就活生の履歴書写真をきれいに撮るコツ

ここからは女子就活生の履歴書写真をきれいに撮るコツについて解説していきます。
それぞれのポイントを押さえて、好印象な履歴書写真を撮影できるようにしましょう。
女性の就活写真に適した「メイク」
就活写真のメイクのコツ
- 下地→コンシーラーを使って肌悩みをカバー
- 目元→アイメイクはしっかり!
- チーク→血色感のあるカラーがおすすめ
- 口元→チークと同じ色味の血色感のあるカラー、マットリップが◎
就活写真のメイクは、派手すぎずケバくなりすぎないメイクが基本です。ベースはファンデーションを厚塗りするのではなく、ニキビ跡やクマなどをコンシーラーや下地でカバーする程度で留めましょう。また、目力でやる気を伝えるために、アイラインはしっかりめに引くのがおすすめです。
女性の就活写真に適した「髪型」
就活写真の髪型のコツ
- ショート→流し前髪×耳掛けダウンスタイル
- ボブ→流し前髪×両耳掛けスタイル
- ミディアム→流し前髪×ハーフアップスタイル
- ロング→流し前髪・センター分け×一つ結びスタイル
履歴書写真での髪型は、かわいらしさやおしゃれ感よりも「きちんと感」が大切です。
ショートヘアやボブヘアなどまとめ髪にできない場合でも、流し前髪にして額をはっきりと見せる、耳掛けをする、など顔周りを髪の毛で隠さないヘアスタイルにしましょう。
結べる長さがある場合は、ハーフアップや一つ結びがおすすめです。下ろした髪がボサボサになっていたり、アホ毛が目立っていたりすることのないよう、しっかりとヘアセットをしてくださいね。
女性の就活写真に適した「服装」
就活写真の服装
- 黒や紺のスーツ
- 白無地のシャツ
- スキッパータイプ・レギュラータイプどちらのタイプのシャツでもOK
就活写真では、黒や紺のスーツに白無地のシャツが基本です。スーツはジャストサイズのものを着用するようにしましょう。サイズが小さいと窮屈な印象に、オーバーサイズだとだらしない印象になってしまうため注意です。
白無地のシャツは、レギュラータイプであればきちんと第一ボタンを閉める、スキッパータイプであれば襟が左右対称になるように着るなど、それぞれのタイプに合った着こなしをすることで就活写真に適した服装になりますよ。
女性の就活写真に適した「表情」
就活写真では、口角を少しあげた微笑む程度の表情がふさわしいといえます。
真顔や無表情では、相手に「怖い」「暗い」という印象を与えてしまいます。しかし、満面の笑みでは、「明るい」という印象にはなりますが、就活写真には相応しくないのでは?と思われてしまうこともあります。
微笑む程度の表情であれば、真面目さや誠実さをアピールしつつも、就活写真から優しい印象を相手に与えることができるでしょう。
女性の就活写真に適した「ポーズ」
上半身のみの就活写真であれば、真正面を向いての撮影になるためポーズをとることはないですよね。しかし、エアライン就活では全身写真の提出が求められます。基本的には「顔は正面を向き、体は少し斜めに向ける」というポーズで間違いないでしょう。
その際には、軽く腰のあたりをひねって体のラインを美しく見せたり、片方の足を少し前にだしてつま先を正面に向けたりすることで、よりきれいに見せることができますよ。
女性の就活写真に適した「加工・修正」
就活写真でOKな加工
- マイナス面のカバー
- 肌補正
- 服装や髪型の乱れの修正
就活写真では加工や修正もOKです。しかし、就活写真は身分を証明する写真であることから、実物と違う印象になってしまうような加工や修正は相手に良くない印象を与えてしまうことになります。ニキビやクマなどの補正や、アホ毛や後れ毛を隠す程度の自然なレタッチに留めることをおすすめします。
どこで撮る?就活の履歴書写真を撮る「3つ」の方法

就活の履歴書写真を撮影するには「写真スタジオ」「証明写真機」「セルフ撮影」の3つの方法があります。ここからは、それぞれのメリットデメリット、撮影にかかる費用についても解説していきます。
写真スタジオ
良い点
- プロのヘアメイクやカメラマンによる高品質な履歴書写真を手に入れることができる
- ポーズや表情の指導を受けることができる
- レタッチもプロにお任せすることができる
気になる
- 費用が高い
- 写真スタジオなどの決められた場所に行かなければならない
- 予約をする必要があり日程の調整などが必要になる
写真スタジオには、プロのヘアメイクが在籍している場合が多く履歴書写真に適したヘアメイクを施してもらうことができます。また、プロのカメラマンによる表情やポーズの指導があるため、写真を撮る際に表情が固くなってしまうという方でも安心して撮影することができるでしょう。費用や時間が多少かかっても、間違いのない高品質な履歴書写真を手に入れたいという方におすすめです。
料金相場
- チェーンの写真スタジオ→3,000円~8,000円程度
- 就活写真に特化したスタジオ→7,000円~15,000円程度
証明写真機
良い点
- 低価格で撮影が可能
- 時間を問わずいつでも撮影ができる
- 撮影から仕上がりまで短時間で完了する
気になる
- 機械的なライティングや画角の調整になる
- 他者の視点がなくアドバイスをもらうことができない
- 細かなレタッチは難しい
証明写真機では、低価格で撮影ができることや、時間を問わず必要なときに気軽に撮影ができる点がメリットといえます。
一方で、証明写真機は機械的なライティングやレタッチになるため、一人一人の良さを引き出すような撮影は難しいでしょう。また、他者の視点がないため「襟が曲がっている」「前髪が目にかかっている」など、写真が仕上がってから気になる箇所がでてくるということもあるので注意が必要です。
料金相場
- 撮影のみ→800円程度
- 美肌やデータ付き→1,000円〜1,500円程度
セルフ撮影
良い点
- 費用がほとんどかからない
- 場所や時間を問わずいつでも撮影できる
- 満足がいくまで何度でも撮影ができる
気になる
- ライティングや画角の調整などが難しい
- レタッチが不自然な仕上がりになってしまうことが多い
- 採用担当者に本気度が伝わりにくい
セルフ撮影は、時間を問わずいつでも撮影できることや、満足がいく写真に仕上がるまで何度でも撮影ができるということがメリットといえます。
しかし、セルフ撮影であっても三脚やライティングの機材を用意したり、背景の準備をしたりと意外と費用や時間がかかってしまう場合があります。
また、適切なライティングや画角の調整をすることが難しく、クオリティが著しく下がってしまう危険性もあります。
特別な事情がない限り、セルフでの履歴書写真の撮影はおすすめしません。
料金相場
- スマホでの最低限の撮影→200円程度
- 備品を揃えた場合→1,000円〜2,000円程度
就活の履歴書写真はプロに依頼するのがおすすめ

ここまでで3つの撮影方法について説明してきましたが、履歴書写真で失敗したくないという就活生はプロに撮影してもらうことをおすすめします。
就活の履歴書写真は、身分を証明するものでありながらも、あなたの第一印象を決める写真です。身だしなみがしっかりと整えられ、意思や熱意が伝わるような写真は相手に好印象を与えることができます。
一方で、顔に影が落ちている写真や、身だしなみが整えられていない写真をそのまま提出してしまうと、「いいかげんな人」「だらしない人」と感じられてしまう原因となり、マイナスのイメージとなってしまいます。
履歴書写真でより好印象を与えることのできるよう、プロに撮影をお願いし、あなたの良さを引き出してもらいましょう。
女性の就活写真でよくある質問にプロが回答

ここからは、女性の就活写真でよくある質問についてプロがお答えしていきます。以下のことにも気をつけて撮影に臨むようにしてくださいね。
Q1.髪を下ろして証明写真を撮るのはアリ?
髪を下ろして写真を撮るのはアリですが、髪の長さに注意が必要です。
髪の長さがショートや肩につかないボブの方は、流し前髪に耳掛けをして顔周りをすっきりとさせておけば下ろし髪でも問題ありません。
それ以上の髪の長さがある方は、ハーフアップや一つ結びなどをしてサイドの髪の毛をすっきりとさせましょう。顔周りの髪がすっきりしていると、顔に影が落ちることなく明るい表情で撮影することができますよ。
Q2.茶髪で証明写真を撮ると就活で不利になる?
茶髪で証明写真を撮るのは、不利になる可能性が高いです。
就活の証明写真では、真面目さや誠実さ、就活に対する熱意などが感じられることが好印象となります。そのため、学生気分が抜けないように感じられる茶髪のままでの撮影は、マイナスのイメージにはなってもプラスになることはないでしょう。
地毛が明るいという程度の茶髪は許容範囲ですが、明るい茶髪やブリーチしたような茶髪は避けてくださいね。
Q3.証明写真を自分で加工しても良い?
証明写真を自分で加工することはおすすめしません。
アプリを使っての加工が手軽にできるようになりましたが、自分での加工はどうしても不自然になってしまったり、過度な修正になってしまったりすることが多いです。肌が異様に白かったり、目が大きく加工されていたりと実物と写真との違和感がでてしまう履歴書写真は印象がよくありません。また、アプリを使っての修正は元画像の解像度によっては、画像の劣化に繋がることがあるので、注意が必要です。
証明写真を自分で加工するのは避けたほうが無難でしょう。
女性の履歴書写真に関する撮り方まとめ
記事のまとめ
- 履歴書写真の基本ルールは必ず確認しておこう
- コツを抑えた身だしなみや表情で撮影することで好印象な履歴書写真に仕上がる
- 就活の履歴書写真はプロに依頼するのがおすすめ
いかがでしたでしょうか?
履歴書写真を用意するのは簡単ですが、「好印象」となる履歴書写真を用意するのはなかなか難しいものです。自信を持って提出することができる履歴書写真にするためにも、撮影はプロにお任せすることをおすすめします。